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2006年12月 3日 (日)

今季のHHを振り返って

昨日、J2リーグの今季全日程が終了し、
水戸ホーリーホックは14勝9分25敗(48試合)で、
勝ち点51の10位という結果に終わりました。
水戸の1年後にJ2に昇格した横浜FCが優勝して
初のJ1昇格を決め、
今季J2に昇格した愛媛FCには9位を奪われました。

終わってみれば、守備中心のスタイルを保ちつつも、
チームとして攻撃的な姿勢を強めた一年ではありましたが、
守備や攻撃がうまく噛み合わずに、
紙一重のところで勝ち点3なり1なりを逃した試合も多く、
特に後半戦は下降線の一途を辿った印象がありました。
けれど、これはチームが過渡期を迎えているのだと思います。
守備は勿論大事ですが、
それだけでは勝ちを収める確率が低くなってしまいます。
野球で言うなら、いくら投手が良い投球をしていても、
打線が点を取らなければ勝てないのと同じようなもので、
攻撃にも重点をおかなければ上位は狙えません。
まだ精度や完成度があまり高くないために、
満足のいく成績には到底及んでいませんが、
いつか必ず日の目を見ると信じて応援していきます。

また、余談にはなりますが、
今季はチアリーディングチーム発足や、
専用練習グラウンドが開設されるなど、
チームとして少しずつ本格的になりつつあり、
来季以降の飛躍が楽しみです。

満足のいく試合ばかりではありませんでしたが、
今季は私自身としては初めて、
年間を通じてほとんどのホーム戦を生で観戦したことで、
今までデータや話でしか分からなかった
ホーリーホックの選手達のことや試合の運び方、
チームの雰囲気やファンの応援する雰囲気などを、
主観的に知ることが出来た充実した1年でした。

抑(そもそも)、今季の初めの時点では、
せいぜい観に行っても10試合が良いところかな、
と思っていたのが正直なところでしたが、
当時別々に応援していた水戸っぽ黄門さんを、
何度か観客席でお見掛けする機会があり、
「ではまた次の試合でお会いしましょう」
などと軽く約束をして別れたりしているうちに、
「次も、仕事や私用で観に行けるかどうか分からないけど、
行けるようだったら頑張って行こうかな」と思うようになり、
それが段々「この前わざわざ無理して観に行ったのに、
何も予定がない今回の観戦のチャンスを
みすみす自分から捨てる(=行かない)のは勿体ないよな」
と考えるようになって、無理してでも毎回行くようになり、
そのうち観に行くことが自然な習慣となり、
いつしか試合日が来るのが
待ち遠しく感じるまでになっていきました。

そのうち「茨城王」繋がりで
「今度観戦に行ってみたい」という方が現れ始め、
その輪は少しずつ広がっていき、
いつしかチーム「ごじゃっぺ&いがっぺ」メンバーも、
今日現在で12名のグループになりました。
最初は毎回の観戦ではなかったメンバーも、
段々毎回駆け付けて下さるようになり、
今季の開幕戦は一緒に観る人が居なくて、
孤独に観戦していたことなどすっかり忘れてしまう程、
あれからは一度も一人で観戦することはなくなりました。
遠い所から駆け付けるメンバーも多く、
本当に毎回頭が上がりません。
今季の私の大幅な観戦意欲の向上は、
チームのメンバーの存在なしでは語れません。
メンバーとの出会いには本当に感謝しています。

こうしてすっかり観戦中毒に、
そして熱心なファンとなっていった私は観戦し続けました。
全然ファンでない方からは理解出来ないかもしれませんが、
勝ち負けだけではない、もっと別な次元で、
自分を競技場へと向かわせる何かが働くのです。
決して強くもないですし、
知名度もまだまだ足りません。
けれど、球団としても、応援する側としても、
まだまだ未完成で垢抜けていない所が、
この球団の魅力でもあるのかなと思います。

同じ茨城の鹿島アントラーズ(J1)の方が、
強いですし、応援し甲斐はあると思いますが、
鹿島に関しては球団としてもファンとしても、
骨格がもうある程度出来上がっていると思います。
それに比べて水戸はまだまだ今基礎を作っている段階で、
これから築き上げていく余白部分が数多く残っています。
そういったチームとしての骨格を作り上げていく過程に
自分達が加われることがきっと楽しかったりして、
それが今の水戸ホーリーホックの魅力なのかなと感じます。
勿論鹿島にも頑張って貰いたいですし、
早く10冠達成して欲しいですし、陰ながら応援もしていますが、
やっぱり私には水戸ホーリーホックしかないなと思います。


「経営不振で消滅危機にあった地元のプロサッカーチームに、
何とか頑張って存続して貰いたかった」という思いと、
「地元の看板(地域名)を背負っているのに、
『水戸は弱小』というイメージを
毎度全国に植え付けてしまっているのを
ただ黙って見て見ぬ振りをしているのは耐えられない」
という思いから、
「水戸市民が応援しないで誰が水戸を応援するんだ」
と決心し、2003年辺りから少しずつチームを気にし始め、
2004年には思い切ってファンクラブに入会しました。

とは言うものの、あれから3、4年が経ちましたが、
昨年まではほとんど中身の伴っていないファン歴で、
先述したように、観戦にもほとんど行かず、
ホーリーホックのことなどほとんど分かっていませんでした。
ですから、私自身も今季が本当の意味で
ファンになった元年と言えます。
現に、今年の春先に新聞社にファンの声として取材された時、
好きな選手の名前が出てきませんでした。
尤(もっと)もらしいコメントはしたものの、
チームの分析や応援メッセージもかなり曖昧なものでした。

確かに選手が昨季と半分入れ替わり、
ただでさえ名前くらいしか覚えていない選手ばかりで、
辛うじて名前と顔が一致していた主力級の選手も
ほとんどが替わってしまい、
一から覚え直しだったというのもありますが、
それ以前の問題だったというのが本音です。
そう考えると、初めて一年を通して、
しっかり試合や選手のことを見た年だったと言えます。
それだけに、どの選手にも愛着があり、
また一人の選手も欠けることなく来年も闘って欲しい、
という強い思いは昨季までの比ではありませんが、
残念ながらきっとメンバーチェンジは行われるでしょう。

今日行われたファン感謝デーで身近に接することの出来た
2006年度水戸ホーリーホックの全31選手や監督達と、
また来年も一緒に水戸ホーリーホックの歴史を作って、
またこの場所で盛り上がりたいという思いは強かったですが、
きっとこればかりはいくら抗(あらが)ってみたところで、
為す術のないことなのでしょうね。

今季の成績を悔やんで、選手達に元気がなかったら、
私たちはどんな顔で選手達を見れば良いのだろうと、
昨日の最終戦の大敗の後は少し心配になりましたが、
とても明るく楽しく感謝デーを盛り上げてくれました。
つくづく雰囲気の良いチームだなと思いました。
「本当に一年間お疲れ様でした」と心から労いたいです。
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コメント

今年優勝した浦和レッズのファンは「13年間がまんしました!」と言っていました。
私もあと12年我慢すれば水戸ホーリーホックの優勝が見られる?(汗;)

ホーリーホックの選手さんも多く入れ替わりますね。
強くなるためには仕方のないことかもしれませんが、ファン感謝デーの直後の発表に悲しい思いをしました。

私も「ごじゃっぺでいがっぺ」のみなさまのおかげで楽しいサポ生活ができました。
来年はホーム戦全出席、アウェイは湘南、東京、草津までは目指しています。

投稿: 笑 | 2006年12月 4日 (月) 07時31分

私も男爵さんと同じく、水戸戦に関してはず~っとヒトリニスタでした。
「チケットあるから」と誘っても、帰ってくる返事は「鹿島なら見に行く」というものばかり

今期は1試合しか観戦出来なかったけど、来期は「ごじゃっぺVSいがっぺ」の皆さんと楽しみながら応援したいです

投稿: №48 | 2006年12月 4日 (月) 13時18分

男爵くんのブログを読んで、目からウロコが落ちました。
やはり男爵くんは、私のライバルです(笑)。

雰囲気のいい「ごじゃっぺでいがっぺ」のメンバーと共に
雰囲気のいい水戸ホーリーホックを応援し、歴史を作りましょう。

『真っすぐ、一歩。一歩。』

投稿: 水戸っぽ黄門 | 2006年12月 5日 (火) 01時32分

お疲れ様でした。
やっとPC立ち上げたら

どよ~ん・・・

いえ、私なら大丈夫です。

(このセリフあちこちで言ってるような)

♪思い~では美しすぎて~・・・

投稿: じょんじょん | 2006年12月 5日 (火) 22時10分

>笑さん
浦和はJリーグ発足当時から低迷に悩んだチームですよね。それだけに、今回の優勝は「念願の」という言葉がぴったりですね。昨季優勝した千葉ロッテマリーンズなども似てますが、熱心なファンの支えがやがては日の目を見ることになると、教えてくれている気がします。きっと水戸にもそういう日が来ると思います。

来年は私も開幕から全試合を目指します。まぁ今年ほどはうまくいかないかもしれませんが、今季の開幕時とはモチベーションが違うことは間違いありません。

感謝デーであれだけ和気藹々とした選手達の結束振りを見せて貰った直後だけに、ショックは大きいですね(予想通り)。

>№48さん
今季はほとんどご一緒出来ませんでしたが、メンバーとして全員揃う日が1試合でも多くなることを願っています。
私も、誘っても一緒に行ってくれる人が居なかったのが、昨季まであまり行く意欲が湧き切れなかった大きな原因
です。鹿島も良いですが、近場の人は是非水戸も応援して欲しいですね。

>水戸っぽ黄門さん
ライバルだなんて、畏れ多いお言葉です…(*^_^*)
改名は多分反対派がほとんどだと思うので、僕の独り言だったということで。よくある表記だと「ごじゃっぺdeいがっぺ」?とかぶつぶつ考えていましたが、まぁある意味№48さんがおっしゃるように「ごじゃっぺVSいがっぺ」??
来季もよろしくお願いします。

>じょんじょんさん
今となっては、やはり周大選手のオークション品はゲットしておいた方が良かったのでは?
これなんですよ、一番悲しい現実は。応援していた選手の移籍。心にぽっかり穴が開きます。僕の今オフの心は穴ぼこだらけです。
感謝デーで、時崎選手にサインを貰いながら「来年もチームを引っ張っていって下さい!」と言った時、「あ、はい」と何となく返答に力が籠もっていなかったので、「あれ?何か変なこと言ってしまったのかな」と妙な気持ちになりましたが、こういうことだったとは。寂しいですね。

投稿: メークイン男爵 | 2006年12月 6日 (水) 00時20分

そういえばデーゲームになる頃、「もう来られないかも・・・」と悲観的なこと言っていませんでした?
それを聞いて非常に寂しかったんですけど、結局、それ以降も皆勤賞でしたね。

ごじゃっぺdeいがっぺ、ごじゃっぺVSいがっぺ、と時々名称を変えつつ来季もご一緒に!

投稿: 笑 | 2006年12月 6日 (水) 09時17分

男爵くんに「時崎選手との最後の会話」写真送ったよ。
私も「また頑張ってください」って言っちゃった…(汗;)

投稿: 笑 | 2006年12月 6日 (水) 17時26分

>9時17分の笑さん
今でもそうですが、ぎりぎりまで予定が立てられないのが今の仕事。どうなるかは、直近になってみないと分からないのです。最悪、デーゲームになったら厳しいかなと思っていましたが、月に2~3回しか試合がなかったのが幸いしました。

>17時26分の笑さん
写真ありがとうございます。あの日のうちに発表になりましたからね。かなりショックです。結構良い仕事していたので、来年も契約すると思っていたのですが…。まさかの結末でした。

投稿: メークイン男爵 | 2006年12月 6日 (水) 23時21分

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