« コンタクトレンズレスキューⅡ | トップページ | 『日本国憲法前文』の歌 »

2007年1月28日 (日)

第55回勝田全国マラソン

今日は、第55回勝田全国マラソンが行われました。
今日(こんにち)全国各地で開催されている
市民マラソンのさきがけ的な存在ということで、
かなり長い歴史を持っていると言えます。
隣町(ひたちなか市)であるにも拘わらず、
名前くらいしか聞いたことがなかった
(キャッチフレーズの“君よ勝田の風になれ!”
だけはよく耳にしていた)私ですが、
今回初めて、この由緒ある大会に、
ランナーとしていきなり参加することとなりました。

昨年11月末のつくばマラソンからほぼ2ヶ月。
十分鍛えて臨もうと思っていた今大会でしたが、
結局反省を生かすことは出来ませんでした。
どんどん期日が近付いていることは気にしつつ、
結局何もせぬまま前日となってしまい、
流石にぶっつけ本番では厳しいということを、
昨年のかすみがうらマラソンで経験していたので、
昨日何とか軽いジョギングを30分程度行いましたが、
練習らしい練習は全くと言って良い程しませんでした。

自己記録の更新どころか、
「肉離れや痙攣といった怪我をすることのないよう、
無理をしないで完走する」
という目標を設定するのが精一杯でした。
つくばマラソンでの記録が1時間ちょいだったので、
「今回は1時間半くらい掛けて、
ちょっとゆったり目で走ることを心掛けよう」
という感じで控え目に構えることにしました。

今日は、GODAIさんと笑さん、ロキくんが
応援に駆け付けて下さるということだったので、
いつも孤独に参加し、孤独にゴールするだけの、
ちょっと空しくもあり、切なくもあり、
しかし気楽ないつもの参加スタイルとは
少し勝手が違っていました。
人に見せられるような走りもお見せ出来ないので、
正直なところ、ちょっと戸惑いもありました。

8時過ぎに受付を済ませた時は、
まだ人もそれ程多くなかったのですが、
時間と共に会場周辺は参加者や付き添いの方で
徐々にごった返し始めました。
今回はちゃんと開会式にも終始参加しました。
ひたちなか市長の挨拶は元気があり良かったです。

私は10km(男子39歳以下の部)に出場しましたが、
フルマラソンが11時スタートで、
私たちは11時25分スタートでした。
開会式が終わってからスタート時刻までは、
まだ1時間半近くあったので、
着替えるにはちょっと早いかなと思ったのですが、
荷物を預ける都合もあって、
早々と走れる格好に着替えてしまいました。
日差しが強く、暖かくて天候には恵まれましたが、
それでもこの時期なだけあって、
半袖にハーフパンツでは流石に寒かったです。

練習不足は今更どうしようもないので、
「せめても準備運動だけはしっかりやろう」と思って、
入念に時間を掛けて体をほぐしました。
そしてスタートの時を迎えました。

市内を走り抜ける市民マラソンだけあって、
コースの沿道には大勢の観客がいらして、
声援を送って下さっていました。
何かテレビ中継しているマラソンみたいで、
これにはちょっと恥ずかしかったですね。

スタート直後は感触を確かめるように、
じっくり走っていたのですが、
周りのペースに少し影響を受け、
予定していたよりも
ちょっと早めのペースで走ってしまいました。
練習していれば丁度良いくらいのペースでしたが、
今回は兎に角、ゆったりペースで、
怪我無く最後まで走り切るというのが目標なので、
「このペースで最後まで持つかな」と心配しました。
けれど、意外に感触は悪くありませんでした。
どのみち最初からペースを落としても、
最終的にはそのペースですらきつくなって、
維持出来なくなりそうな気がしたので、
それならば最初は行けるだけ行って、
後半にペースが落ちても逃げ切る作戦で行こう、
と作戦を切り替えることにしました。

とりあえず目標を探しました。
自分とペースが近そうな人を探しながら走っていると、
偶然目の前に、ゼッケン番号が自分より1つ若い
選手が走っているのが目に付きました。
相手のペースにも何とかついて行けそうでした。
「これだ!連番で併走していたら面白いだろうな」
などと思った私は、彼の後ろにぴたりと付きました。
しかし、人のペースに合わせて走るのは、
思ったより難しいものでした。
まだ相手のペースが一定しているなら兎も角、
ちょっと速くなったかと思えば抜かしそうになったりで、
目標を失うのが怖かったので抜かしはしませんでしたが、
本当に若干ながら相手の方がペースが速いこともあり、
逆に惑わされることとなりました。
更には沿道の観衆の目を意識し、
努めてすまし顔を繕うことにも気を取られ、
ペース配分を考えるゆとりはありませんでした。

3km程走った辺りでしょうか、
それまで快調に思えた足取りが急に重くなりました。
前に蹴り出したいのに思ったように進まなくなりました。
やはりスタート直後からの若干のオーバーペースは、
確実に脚に来ていたようでした。
目標の、1つ若いゼッケンの選手との差が、
徐々に開き始めました。
付きつ離れつあった距離が縮められなくなりました。
つくばマラソンの時はここで持ち堪えられたのですが、
今回は全然無理が利きませんでした。
徐々に遠くなる背中のゼッケンを見ながら、
目標を失った私の足取りは益々鈍っていきました。

今まで途中で歩いたことはありませんでしたが、
今回ばかりは「もう走るのを止めたい」と思いました。
でも本当の「完走」を常に目指す私としては、
スタートした以上、歩く訳にはいきませんでした。

駅前の昭和通りがこんなに長いとは。
5kmで折り返すコースだったので、
先頭が反対車線を走ってくるのを待っていましたが、
なかなか来ない所を見ると、
「折り返し地点まではまだ相当先なんだろうな」と
容易に見当が付きました。
アップダウンも今回はまともに影響しました。
いくら直線コースがほとんどと言っても、
やっぱり10kmはそんなに容易くないと痛感しました。

やっと先頭が白バイの先導で反対車線を走ってきて、
確実に折り返し地点に近付いていることは
何とか実感出来ましたが、
アップダウンのせいで遥か先の方まで
かなりのランナーが走っているのが見え、
しかも折り返し地点はまだまだ先のようでした。

ようやく折り返し地点に来た時には、
ちょっとホッとした反面、物理学で言うところの、
「慣性の法則」で走っていたようなもので、
今ここでこの走るという動きを止めてしまったり、
止められるようなことがあれば、
再び動き出すのは相当大変だろうなと思いました。
ただひたすら前を目指して脚を動かし続けることしか、
私に残された選択肢も、余裕もありませんでした。

ようやく給水ポイントが訪れ、喉に染み込ませました。
周りのランナーが疎(まば)らになり、
孤立状態で走ることもしばしばあったのですが、
自分としてはもう前の集団に近付くことも、
後ろの集団に抜かされまいと堅持することも出来ず、
為すがまま抜かされていきました。
脚が思ったように動かないばかりか、
脚を思ったように動かさそうと
脳が脚に伝令を出すこと自体嫌がっていました。

ゴールは果てしなく先のようでした。
最後の昭和通りから左折する所に来た時、
初めて「ゴールが近付いてきた」と思えました。
でもそこからの600mがまた長い道のりで、
ラストスパートを掛けるだけの
自分を奮い立たせる気力が残っていませんでした。
300mを切っても同じでした。
しかし、探し続けた笑さんとロキくんが、
ゴール間近の運動ひろば入口で
応援してくれているのが見え、
最後の力を振り絞って運動ひろばに突入しました。

ゴールの横に置かれた計時時計が目に入り、
「1時間28分」というのを見て思わず笑ってしまいました。
「本当に1時間半も掛かってしまった」と。
「練習不足でこんなに記録が変わってしまうのか」と。
笑いながらようやく10kmのゴールを仰ぎました。
ハムストリングの筋肉痛がひどかったのですが、
とりあえず怪我もなく走り切れて良かったです。

完走証を受け取って見てみると、
そこに書かれていたタイムは全然違うものでした。
どうやら、私がゴール直前に見た計時時計は、
私たちより25分前にスタートした
フルマラソンのものだったようです。
ということで記録は、1時間3分13秒、
参考記録で1時間2分6秒でした。
死力を尽くして走り抜いたつくばマラソンと、
僅か1、2分しか変わっていないことになります。
意外に速かったのでちょっとびっくりしました。
考えてみれば、つくばマラソンの時も、
練習が十分だったとは言えませんからね。
でも、もっと差は出ると思ったんですが…。

次回こそはこの反省点を生かして、
良い走りをしたいと思います。
そして、まずは1時間を切りたいです。
S550069_1

|

« コンタクトレンズレスキューⅡ | トップページ | 『日本国憲法前文』の歌 »

スポーツ」カテゴリの記事

コメント

こんばんは~☆
完走おめでとうございます\(*^ヮ^*)/
私も応援に行きたかった~
走った事はないけど、スタッフジャンパーは持ってます

投稿: №48 | 2007年1月29日 (月) 01時11分

スタートに間に合わなくてごめんなさい。
早く姿を見せておけばよかったですねえ。
でもスタートにはGさんがいましたから・・・(笑)

本当は折り返し地点あたりで応援するのがベストでしょうね。
しかしそうしちゃうと、こちらが走ってもどってこなくちゃならないことになるし…そうしたらマラソンに出たほうが早くなるし…(汗;)

あんなにゾクゾク人が走ってくるのにはビックリでした。
さすが勝田マラソンですね。

私も2キロまでは走れるんですが、その後足が重くなってしまいます。
男爵くんも同じだったんですね。
それでも走り続けられるところが男爵くん!
すばらしい!
今度は1ヶ月でも練習してから出ようね。

投稿: 笑 | 2007年1月29日 (月) 07時16分

>№48さん
こんばんは。ありがとうございます!
今回はえんじ色でしたが、毎年同じでしょうか。
太腿とふくらはぎと背中が特にひどい筋肉痛です。

>笑さん
途中、全く観客がいない箇所もあれば、物凄く混み合った箇所もあり、走っている選手達と同じような感じでした。
若さに任せて無理しまくりの毎回ですが、そのうち本当に駄目になりそうなので、ちゃんと準備して臨みたいと思います(とはいつも思っているのですが、なかなか出来ないのですよ)。

投稿: メークイン男爵 | 2007年1月30日 (火) 00時22分

こんにちは。勝田マラソンで検索してたどり着きました。
私も、今年初めて勝田マラソンに参加した者です。カテゴリも同じ39歳以下男子です。
私の場合、練習の時に図ったタイムから想定したより、結構早く走れました。天候や、無風に近い良コンディションだったせいか、周りにつられたのか、意外にいいタイムが出る人が多いみたいですね。

投稿: 通りすがり | 2007年2月 3日 (土) 11時33分

>通りすがりさん
コメントありがとうございます。
同じ種目に出場なさっていたのですね。練習でタイムを計ったという時点で、僕よりずっと速いタイムなのだろうなと想像に難くありません。
ちょっと暑いくらいの天気ではありましたが、走りやすかったですね。
またその他の大会に出ることもあろうかと思いますので、その時は宜しくお願いします。

投稿: メークイン男爵 | 2007年2月 4日 (日) 16時23分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 第55回勝田全国マラソン:

« コンタクトレンズレスキューⅡ | トップページ | 『日本国憲法前文』の歌 »