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2007年2月 6日 (火)

青森旅情記・3

▼2月2日(金)『第1日』

夜行バスの旅は疲れましたが、
早朝から有効に青森を満喫出来るので、
疲れも吹っ飛びました。
早速、駅前の観光案内所に飛び込みました。
これから急いで2日間の予定を
組まなければなりませんでした。

すると、そこに置かれている資料で気になる物が!
「サーベイ青森」(昭文社)。
これは「サーベイ茨城」の姉妹品ではござらぬか。
急に嬉しくなる私。
(後でよく見てみた所、「サーベイ茨城」の表紙の裏に、
「サーベイ青森」がシリーズの先駆けだと記されており、
更にネットで他のシリーズが出ていないか調べた所、
現在、「兵庫」と「愛知」版も刊行されたそうです)。
いずれにしても、意外な繋がりに興奮しました。

10時過ぎにようやく旅の計画が決まりました。
本当は「リゾートしらかみ」号という観光列車に乗って
五能線の旅を楽しみたかったのですが、
ダイヤの都合でどうしても断念せざるを得ませんでした。

当初は青森市内での宿泊を予定していたのですが、
最大のネックである五能線の本数の少なさにより、
乗り継ぎの自由があまり利かないこともあり、
「ウェスパ椿山」という所で温泉に入って宿泊し、
2日目は五能線で残りの東能代まで南下し、
そこから奥羽本線で内陸部を北上し、
弘前などに寄って観光するというプランに変更しました。

奥羽本線でひとまず弘前まで行きましたが、
水郡線のようにドアの開閉が押しボタン式でした。
免疫が出来ていたので驚きはしませんでしたが。
そして弘前で昼食に津軽そばを食べました。
ところで気になったのが、
青森や弘前の街中で見掛けた
ダイドードリンコの自動販売機でした。
「よぐ来たねし」という方言と共に、
「この自販機は津軽弁でご案内します」
と書かれたステッカーが貼ってありました。
なかなかユーモアがあって良いアイディアですね。
S0017





さて、いよいよ五能線の旅が始まりました。
初めは雪化粧の風景が広がっていましたが、
初めて日本海が見えた時には、
その素晴らしさにまた興奮してしまいました。
あまり日本海とは縁がないもので。
冬の荒れる日本海の姿は絵になっており、
日本の古き良き姿という感じがしました。
日本画などにありそうな情景でした。
S0166




S0378





自然が見せてくれるその美しさに、
思わずシャッターを押しまくっていました。
絵になる情景がずっと続くので、撮り続けた結果、
まだあと1日残っているというのに、
撮影可能枚数が残り30枚くらいになってしまいました。
途中から少しセーブしたのですが、
それでも思わず写真に収めたい風景は
次から次へと広がっていました。
S0384





それと、湘南が鳶ならば、この辺はまさに鴎ですね。
♪「カモメ、カモメ、カモメ~」
と『おさかな天国』のノリで心の中で口遊(ずさ)み、
「カモメが飛んだ~」「かもめ~の水平さん」
などとも頭の中で歌っていました。
もう兎に角、カモメ天国でした。
S0382





その後この電車の終着の深浦駅で降りました。
そこから数駅先のウェスパ椿山駅までタクシーなどで
移動するという手筈だったのですが、
これから行こうと思っていた「不老ふ死温泉」の
無料送迎車が駅に来ていて、
本当は別の予約客のために来ていたのですが、
文字通りちゃっかり便乗させて貰い、助かりました。
S0345





この日ずっと降ったり止んだりしていた雪の影響で、
露天風呂には入れませんでしたが、
2日近く風呂に入れていなかったのでさっぱりしました。
ここの温泉は赤っぽい色をしていて、
鉄棒を握りしめていた手の臭いを嗅ぐような臭いで、
多分酸化鉄が含まれていたのではないかと思います。
あと、塩分も含まれているらしく、しょっぱかったです。

温泉に浸かりに来ていた地元のお客さんに、
どうやってウェスパ椿山に行くのか尋ねたところ、
「若い人ならこっからすぐだから歩いて行ける」
と言われ、信じて歩いていったのですが、
2.5kmも先で、すっかり湯冷めしてしまいました。
海の側だったこともあり、湯冷めを通り越して、
むしろ凍死するんじゃないかと思いました。
ただ、日程上、「ブナ原生林のトレッキング」を
予定に組み込むことは出来なかったのですが、
この道程で雪ののし掛かった樹林の側を歩いていたので、
“なんちゃってトレッキング”の気分は味わえました。
何とか辿り着いた時には日が暮れてしまいました。
後で思ったのですが、フロントに電話して、
普通に車で迎えに来て貰えば良かったなと思いました。

辺りはすっかり暗かったので、
ライトアップされた施設しか見えませんでしたが、
確かに洋風でオシャレな感じはしました。
フロントで受付を済ませている時、
そこに貼ってあるポスターに、
「日立」の「ハチロク」がどうのこうのと書かれており、
「ああそう言えば、こっちの方に移されたんだよなぁ」
などと思い出し、また意外な繋がりを見付け、
サーベイ青森に続き、ちょっと感動していました。

すっかり冷え切った体を温泉で温めました。
またしょっぱい温泉でした。
夕飯に「チャンチャン焼き」というのを食べました。
味噌だれが染みた鮭がおいしかったです。

コテージでテレビを観ていたら天気予報をやっていて、
「さんぱちかみきた」という表現が気になりました。
茨城で言う「鹿行」地域みたいなものなのでしょうが、
自然に連発していました。
多分「三八上北」(三沢、八戸、上北地域の略?)
という意味なのだと解釈しておきました。
あと、「FLET'S光」のNTT東日本秋田支店の、
方言を交えた戦隊物風CMが笑えました。

結構綺麗な施設で、
昼間だったら絶景を拝めたようでした。
本当ならもっとゆっくりしていたかったのですが、
翌朝は8:04発の電車だったので、
朝食すらゆっくり摂れない状況でした。
ようやく在り付いた布団に潜り込むと、
朝まで完全に熟睡していました。

―ということで、残すはあと1日。続きは4章で!

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コメント

今晩は。
「ウェスパ椿山駅」の真ん前に、SLがあったでしょ?。
神峰公園から来たハチロクです。
今はビニールシートを掛けてありますが、4月下旬に取り外す予定です。

投稿: 為五郎 | 2007年2月 7日 (水) 19時46分

「不老ふ死温泉」だ~。

おととし白神トレッキングの時に
ここに宿泊しました。
秋だったので雪景色が見たいな~。

投稿: じょんじょん | 2007年2月 7日 (水) 22時03分

>為五郎さん
まさかこの駅だとは知りませんでした。フロントに貼ってあったポスターをよく見るべきでした。もう精神的にそれどころじゃなかったんですね。
言われてみると青いビニールを見たような気はしましたが、まさかあれだったのかな…。流石にSLが停まっていれば分かったと思いますが、駅から乗ったにも拘わらず全く気付きませんでした。

見事なまでにニアミスですね。

>じょんじょんさん
白神トレッキングしてみたかったです。羨ましい~。やはり秋の頃の方が歩きやすいのでしょうか。

投稿: メークイン男爵 | 2007年2月 8日 (木) 02時06分

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