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2007年4月 8日 (日)

第7回日立さくらロードレース

昨年の第6回日立さくらロードレースを
寝坊によって棄権する羽目になった私は、
この1年間はどのレースに出場しても、
受付を済ませるまでは
あの忌まわしい記憶が消えることはありませんでした。
その雪辱を晴らすことを誓って、
今日まで過ごしてきたと言っても過言ではありません。

そしていよいよ、そのリベンジの時がやってきました。
同じ過ちを二度と繰り返さないために、
前日受付に出向くという万全を期す方法もありましたが、
直前になって行くのを止めました。
一つは、受付会場に行くための、
移動の時間が勿体ないというのが一番にありましたが、
他にも日立は道路が渋滞するというイメージがあり、
また、折角着いても駐車場探しなどで
手間取りそうな気がして億劫になったこと、
そして日立駅前の平和通りの見事な桜並木を、
当日までのお楽しみに取っておきたかった、
という理由が最後の決め手となり、止めたのでした。

以前の大会での走っている自分の写真を見て、
靴下の長さのせいで脚が太く見える
(ふくらはぎが誇張される)のが気になり、
写真に写る他のランナーとの違いを見比べて、
研究しているうちに、足首の方まで見えていた方が、
脚がより長く、細く見えるということに気付いたので、
今回はビジュアルを気にして、
アンクルソックスあるいはスニーカーソックスと呼ばれる
短めの靴下を予め買っておきました。
今朝初めて履いてみたのですが、
クルーソックスというふくらはぎの下辺りまでの長さの、
普通の靴下ばかりを履いてきた私にとって、
ほとんど足しか覆ってくれないこの靴下の感覚は、
かなり違和感があり落ち着きませんでした。
今の流行では短い方が
若者には好まれているようですが、
どうも私にはしっくり来ませんでした。

さて、試合前には消化の良い物を食べようと、
スパゲティを食べることにしているので、
前夜、母に「明日の朝食はスパゲティで」
とお願いしましたが、今朝はまだ寝ていました。
時間もないので、渋々いつも通り納豆ご飯にしました。
「最後まで粘り強い走りが出来るように」だとか何とか、
世に言う験担ぎはあるのでしょうが、
私にすれば普段通りの手軽な朝食なので、
こじつけはどうぞご自由に、という感じです。

水戸駅から日立駅まで電車で行きましたが、
水戸や勝田以北となると、
電車で行ったことはこれまで数える程しかないので、
見慣れない風景が新鮮でした。
日立駅に着くと、どこから乗り込んできていたのか、
参加者と思われる人たちでホームが埋め尽くされ、
改札を抜けるまで10分も掛かってしまいました。

開会式の行われるシビックセンター前の
駅前広場(日立新都市広場)に行きましたが、
どうも名前は聞き慣れているにも拘わらず、
来たのは初めてという印象でした。
車ですぐ近くまで来たことはあったのですが。

今日は日差しが強く、風も強い天気でした。
走るコンディションとしては、
暑くても駄目ですし、寒くても駄目なので、
何とも言えないところでした。
今回は無事受付を済ませられ、
これでやっと忌まわしい記憶に終始を打てたので、
少しホッとしました。

軽いアップを行うための競技場やグラウンドがなく、
仕方ないので、スタート地点近くの道路を
軽く走ったりして体を温めました。
もうこの時点で、あまり脚のスタミナは
期待出来そうにありませんでした。

スタート前に、雲らしい雲もないくせに、
お天気雨がちょっとパラつきました。
それと、近くで喋っていたおじさんたちの言葉が、
中国語っぽく聞こえてきたので、
中国人かなと思ってよく聞いてみたら茨城弁でした。
発声の仕方や強弱などが中国語っぽかっただけでした。

今回はナンバーカードの裏にトルソー・タグという、
タグを付けて記録計測を行うシステムでした。
前回の勝田マラソンもこのタグによる計測方法で、
かすみがうらやつくばは靴紐にRCチップを通す方法で、
いずれもスタート地点とゴール地点の2ヶ所に
タグ読み取りマットを設けて計測し、
そのタイムを算出する方法だったのですが、
今回はスタート地点には読み取りマットがなかったので、
どうやらどの位置からスタートしても、
スタートの号砲から一律で計測が開始されるようでした。
スタートライン上の先頭のランナー達は良いですが、
後ろの方は犇めくランナーで身動きが取れず、
開始から1分くらいはほとんど歩いている状態に近く、
少なくともまともに走れる状態ではないので、
その分タイムをロスすることになると思われました。


スタートした直後に、まず平和通りを通ったため、
満開の桜を観賞するというお楽しみを、
まだ走り始めの段階で堪能することになりました。
言わば、取っておきのデザートを
最初に食べてしまったような感じで、
もっと後に取っておきたかったような気もしますが、
まぁ見事な咲きっぷりだったので良しとします。
Svs0010





スタートしてからまだ少しにも拘わらず、
早くも脚が悲鳴を上げ始めました。
前々日まで練習したのが裏目に出たのか、
足取りが重く、思ったように動いてくれませんでした。
苦しい展開になるのは分かっていましたが、
「前に前に踏み出さなきゃゴールは近付かないぞ」
と言い聞かせ、無理矢理にでも
意識的に足を前に踏み出すようにしました。
一歩一歩をどれだけ前に踏み出せるかで、
進む距離も違いますし、ゴールまでの残りの距離も
それだけ変わってくるということを強く意識しました。

コース地図を見る限りでは、
あまりそれ程感じませんでしたが、
やはり坂の多い(高低差のある)土地柄だけあって、
コースも例外なく坂は多く、
アップダウンがきつく感じました。
まだ2,3ヶ所くらいだったら何とか頑張れますが、
何度上り坂、下り坂をクリアしても、
また暫く走ると坂が現れるといった感じで、
照り付ける日差しの強さと共に、
ボディーブローのように私を苦しめ続けました。

その度に、「足を前に踏み出せば、
その分ゴールにも早く辿り着ける」
と自分に言い聞かせ続けました。
ペースが落ちそうになるのを必死で堪えました。
時折、強い風が心地良く吹くこともあれば、
突然風が建物や坂に遮られて、
暑い日差しだけを感じることもありました。

この前の勝田マラソンの時と比べると、
5km通過地点までの体感到達時間は
思ったよりは早かったですが、
それでもまだあと5kmもあるのかと思いました。
私にとって5kmも決して短い距離ではありません。
今までは、沿道の市民にひどい顔は見せられないと、
人前では苦しさを隠してクールを装っていましたが、
今日は暑さもありましたし、クールに装う余裕もなく、
苦しい顔を隠そうともせず走りました。

8kmを過ぎた辺りで、急に体がフッと楽になる、
所謂「ランナーズハイ」の状態にようやくなりました。
呼吸が楽になったので、もっとギアを入れたい所でしたが、
アップダウン続きで肝心の膝に負担が掛かりすぎていて、
気持ちとは裏腹に無理が利きませんでした。
しかもその後にまた長い上り坂が来ました。
残り2km弱と言えどそれがまた長いのです。
それでも「前に踏み出せ」と言い聞かせ続け、
ペースを落とさないように走り続けました。

「まだ1時間を切れる可能性は残っているのかぁ。
でもちょっとやそっとの距離をペースを上げて走っても、
そんなにタイムは縮まらないだろうなぁ。
もっと長い距離で見て、ペースを平均的に上げないと。」
などとぶつぶつ考えていました。
この弱気で控え目な考え方をしてしまう背景には、
力を出し尽くしたつくばマラソンと、
ほとんど練習できずに臨んだ勝田マラソンのタイムが、
僅か1分程しか変わらなかったことが影響しています。
もっと結果は悪くなると思っていたのに、
思った程変わらなかったので、その逆も同じく、
多少練習したり、ペースを上げたくらいでは
やはり記録の上がり幅も
大して期待出来ないと思ったのです。

その後は長い下り坂を経て、
スタート地点直後の十字路を横切る形で、
ゴールの駅前広場へと向かいました。
最後にまたとどめの上り坂が待っていました。
辛さでラストスパートを切る
気力が残っていませんでしたが、
最後までペースを落とさずに、
ただひたすら「足を前に」を言い聞かせ、
ゴールを目指しました。
「まだ1時間を切れる可能性は残っているのか。
今どれくらいなんだ。」

スタート地点ではどんなレースになるか不安でしたが、
ちゃんとゴール近くまで走り続けることが出来、
「何だかんだ言って、また10km完走出来そうだよ」
と思いながら走って、最後のコーナーを曲がり、
目の前の計測タグ読み取りマットを踏みました。
そこに置かれていた計測器は、
ハーフマラソン用だったので、
タイムはその時点では分かりませんでしたが、
完走証を受け取ると、
そこに「1時間」という余計な文字はなく、
「59分…」というタイムが記されていました。

「ぅぉ…。」
言葉にならない嬉しさが込み上げてきました。
3度目の10km挑戦で初めて1時間の壁を破りました。
しかも、スタート地点に読み取りマットがなかったこと、
アップダウンの激しさや暑さなどの
コンディションを考えると、
今までで一番コース的にはタイムが
伸び辛いと思われました。
そんな中で出したこの結果には満足です。
やはり少しでも練習しておけば違うんだなと思いました。

目標の55分には及びませんでしたが、
最低限の目標は達成出来ましたし、
しっかりと練習出来れば、近いうちに55分の目標も
クリア出来そうな可能性は感じられました。
ゴールした後に、普通に歩けるだけの余力が
まだ残っていたようですし。
あとは、ペース配分出来るくらいのレベルまで、
何とか持っていけたらなと思います。
S_2





※尚、この後ホーリーホックの観戦に行きましたが、
観戦記については、翌日の記事としてアップ致します。

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コメント

第6回万里の長城マラソンへようこそ!

万里の長城のご資料請求 ありがとうございます。
開催地:2008年五輪大会の中国北京
開催日:2007年5月1日。
お申し込みの締め切り日:4月15日。
今まで、お申し込みしましたか。

今 主催者からのお勧め値段:
友たち又家族へ誘うたら、北京現地で4-6人の大会参加ツアー:
4月29日ー5月2日:3泊4日:54000円
(航空券を含みません)
詳しい情報は:
日本語協力WEBサイト:http://www.greatwallmarathon.jp
公式英語WEBサイト:http://www.greatwallmarathon.com.cn
日本国内のSIC会社の
万里の長城マラソンツアー:http://sic1.jp/gw2007.htm


よろしく おねがいいたします!
--------------------------------------
万里の長城マラソン責任者
     朱 貴華
greatwallmarathon_japan@yahoo.co.jp
--------------------------------------

投稿: 第6回万里の長城マラソンへようこそ! | 2007年4月 9日 (月) 04時16分

え?今度は万里の長城マラソン!?
今度は中国へ遠征なのね。
了解!予定しておきます。(笑)

スタート時点で、男爵くんは後ろのほうだったので、2分弱の遅れがありました。
それにまだゆったりペースだったので、先頭からとばしていった人たちに比べるとタイムが悪くなっています。
ゴールまであと2,300mというところを通過していった時間が号砲から57分ちょっとなので、1時間をきれると確信できました。
どこからの時間が記録されるか分からないので、ちょっと心配だったのですが、やっぱり一斉の時間計測だったのですね。
そうなると実際の時間は58分弱かと思われます。

立派な走りでした。
カメラに気づいてニッコリする余裕もありました。
分岐地点を走るあたりの顔がちょっと厳しい顔をしていた(遠くから見たところ)ので、あのあたりで初めてコースのきつさを感じていたのでしょうね。
やっぱり少しずつ走る習慣を持つことで、あれだけのコースで結果が出せたのです。
自信を持って、これからもがんばってください。

投稿: 笑 | 2007年4月 9日 (月) 06時57分

「ようこそ」言われても。
資料請求してないって。
いやまあ招待選手として呼んで頂けるなら、まぁファーストクラスなら考えても。。って航空券は含まれないんですかー。無茶。
でも日本語上手ですね。是非次は茨城弁を。

>笑さん
ありがとうございます。走っていて張り合いがありました。
「1時間ちょっと掛かっても、1、2分くらいはロスしてるからしょうがない」くらいの気持ちでいたのですが、それを差っ引かずに正真正銘、1時間切りを自力でもぎ取りました。
でも、まだまだ順位は下の方ですね。真ん中くらいにはなりたいですね。

投稿: メークイン男爵 | 2007年4月10日 (火) 02時19分

こちらこそ楽しかったです。
来年は参加しちゃおうかな~…

投稿: 笑 | 2007年4月10日 (火) 20時13分

健康と目の保養(お花見)も兼ねて是非。

投稿: メークイン男爵 | 2007年4月13日 (金) 00時31分

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受信: 2007年4月 9日 (月) 16時05分

» トルソー [トルソー]
マネキンなどのトルソーについて解説するサイトです。トルソーを購入しようとしている方は参考にしてください。 [続きを読む]

受信: 2007年4月11日 (水) 02時19分

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