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2007年4月17日 (火)

脂取り紙物語

脂取り紙が昔から存在したのかどうかは分かりませんが、
少なくとも私の同級生の間で流行り始めたのは、
確か中学1年の後期の頃だったような気がします。
突然脂取り紙ブームが来たのです。

話は逸れますが、小学生の頃で言うなら、
誰かが物珍しいアイテムを学校に持ってくると、
みんなそれが羨ましくなって同じのを欲しくなり、
真似して買ってきたりするうちに、
いつの間にか教室中にブームが広まったりしていましたが、
それと同じような感じだと思います。
消しゴムや香り付きの練り消し、ロケット鉛筆、筆入れ、
ペーパー石鹸、鉛筆の滑り止めラバー、下敷き、定規、
交換日記に、プロフィール手帳、シールなどなど、
今思うとそれ程欲しいと思うような物でもないのですが、
その頃の自分たちには魅力的だったのでしょう。

中学校になってもやはりブームはありました。
ナイキのエアマックス、たまごっち、テトリスもそうですが、
そういう世間的な大きなブームとは別に、
クラスや同級生の中でのブームも起こりました。

更にちょっと話が逸れたついでに書きますと、
この頃の男子(だんすぃ)というのは、
妙にカッコつけたくなってくる年頃な訳なんですね。
そうすると、服装などもそうなんですが、
まず整髪料に手を付け始めるんですよね。
一丁前に櫛なんかを駆使して(シャレですが)、
鏡の前で髪の毛を弄っている男子が続出するのです。
そうやってカッコつけて色気付いてくる男子たちは、
身嗜みを整えるグッズに関心を示す訳です。
映画「ホーム・アローン」の主人公ケビンの言動に、
そういうシーンがありましたが気持ちはよく分かります。

そういう中にあって、年頃の男子たちには、
髭を剃る者が現れ始め、
ニキビに悩まされる者たちが現れ始め、
顔の皮脂が気になる者たちが増えてくるのです。
当然、頭と体だけ洗えば良かったそれまでと違って、
洗顔フォームという代物を使って顔も洗い出すのです。

しかし、盛んに噴き出す顔の皮脂は個人差はあるものの、
とても朝晩の洗顔だけで済む量ではありません。
授業中に居眠りをしてノートにおでこを付けようものなら、
ノートに顔の脂が付いて染みになってしまいます。
かと言って頬杖をついて居眠りをしようものなら、
今度はその掌が皮脂でべとつきます。

そこで年頃の男子たちが手にするのは、
脂取り紙というオシャレアイテムなのです。
無論、女子(じょすぃ)たちも手にしますが。

ところが最初に流行り出した頃の脂取り紙は、
トレーシングペーパーに近いもので、
確かに皮脂が取れるのは取れるのですが、
皮脂の量が多いと吸い切れない皮脂が紙を通過して、
直接手までべと付いてしまうという欠点がありました。
しかも、年頃の男子たちは顔が脂ぎっているので、
全部拭き取るのに何枚も必要でした。

それから半年くらい経った時のことでした。
GATSBYブランドで有名なマンダムから、
それまでの物とは一風変わった、
青いプラスチックフィルムで出来た、
新しいタイプの脂取り紙が登場しました。

男子も女子もこれに一斉に飛び付きました。
私も遅ればせながら少し後になって買いました。
基本的に私はブームを静観するタイプなので
(小遣いを貰っていなかったので、
欲しくても買えなかったとも言えますが)、
控え目路線を生きていたのですが、
それでも所々はブームに乗っていたので、
この斬新な脂取り紙には手を出しました。

ところが、その後、次第に使わなくなり、
高校に入ってからはほとんど使わなくなりました。
相変わらず今でも日中は顔の皮脂が気になりますが、
脂取り紙を使って皮脂を拭き取ること自体は、
次第に頻度が低くなっていき、
ほとんど使わなくなってしまったのでした。

その間にも各メーカーが挙(こぞ)って
改良に改良を重ねていき、
次々に新たなタイプの脂取り紙を売り出していたため、
今時の脂取り紙の主流は最早、
ウェットティッシュのような素材で出来た物や、
毛穴の汚れまで取れるような
工夫の凝らされた物に取って代わられ、
私が当時買った脂取り紙は今では天然記念物同然です。

いつ使い切れるのか見当も付かず、
あれから10年経っても何十枚も未だに残っていました。
新商品が出回る度に買い替えたかったのですが、
古いのを使い切っていないうちに新しいのを買うと
余計に使い切れなくなってしまうので、
「使い切るまでは…」とずっと我慢していました。

ここでいよいよ本題に戻りますが、
最近になってようやく本格的に意識して使い始めました。
そして、結論的に何が言いたかったのかと言うと、
今日、ようやくその年代物の脂取り紙を使い切りました。
本当はもっと簡単に書くつもりだったのですが、
余談で話を膨らませすぎて長くなってしまいましたね。

☆★本日のヘルシオーレ!★☆
・腕立て伏せ30回、背筋30回

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コメント

脂取り紙(あ、変換されない!)、使い切れない派です。
いろんなバッグにそれぞれ入っていますが、マメじゃないので(汗;)、出先で化粧直しをしないし…ハハハ…
使いやすいのがあれば使うんでしょうけど…

マイブーム…懐かしいのがいっぱい。
たまごっち!
ロキのと私のと2つあって、ロキが学校に言っている間、私が育てていました。
ペーパー石鹸は私のころもありましたよ。

脂とリ紙については、高校か大学か、その頃に持っていた覚えが…
トレッシングペーパーみたいな薄い紙だったので、同じものかな?
脂とり紙は進化が遅い?(汗;)

投稿: 笑 | 2007年4月18日 (水) 06時50分

僕は、たまごっちは持ってなかったんですよ。本当に世間のブームとは無縁です。
あれって、育てるのに結構根気が要るんですよね。みんな頑張って育ててましたね。

今でもトレーシングペーパータイプのオーソドックスなのは売っていますが、あれだと、一回に3~5枚くらい使わないと取り切れません。
まぁ洗顔するのが一番確実で簡単ですけどね。

投稿: メークイン男爵 | 2007年4月18日 (水) 22時18分

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