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2007年6月27日 (水)

「ZARD/坂井泉水さんを偲ぶ会」

今日久し振りにポータブルMDプレイヤーを使いました。
早朝、水戸駅を発った私は、
青山葬儀所(港区)の最寄りの乃木坂駅までの電車内で、
何年か前に作ったZARDのMDを聴いていました。

ZARDの坂井泉水さんが亡くなってから今日で1ヶ月。
「ZARD/坂井泉水さんを偲ぶ会」を行うことが
HPで告知された時から、
「仕事を休んででも絶対に行こう。
絶対行かなくてはならない」と決めていました。

ネットのニュースでの情報と地方紙以外は、
特にワイドショーやスポーツ新聞、週刊誌などは
一切見ていないので、
これまでどのような報道がなされているのか
全然知りませんし、知ろうとも思いませんが、
今までは、こういうのはテレビのワイドショーなどで
見るだけのものだったのですが、
今回ばかりは他人事ではありませんでした。

ここで行けなかったら一生悔いが残ると思いました。
自分の思いを心の中だけに留めておくのではなく、
この公の場に自分も参加して
きちっと本人に気持ちを伝えたいと思う本心からでした。

しかし、電車の中で彼女の曲を聴いていても、
何故か涙は出てきそうにありませんでした。
どんなに感動的な映画を観ても、
悲しい出来事をニュースで見聞きしても、
目が潤んできてもそこで止まってしまい、
泣けそうなのになかなか泣けないので、
「きっと会場に行っても泣けないんだろうな」
と思い、泣けない自分が悲しくなりました。
かと言って、無理に泣くものでもないので、
あまり余計なことを考えずに無心で参列し、
ありのままを感じようと思いました。


駅に着くと、「ZARD音楽葬」というプラカードを
持った警備員の方々を目にしました。
一瞬目が眩(くら)むような気持ちでした。
10時開場なので少し早めの9時半頃に
青山葬儀所へ着くように行ったのですが、
もう既に開場しており、沢山の方が来ていました。

門をくぐって、数多くの花で彩られた順路を進むと、
中庭に設けられた大型スクリーンが目に入ってきて、
丁度『永遠』のプロモーションビデオが流れており、
その瞬間、思わず胸にグッと込み上げて来て、
少し目頭にジワッときました。

その後も、誘導に従って中庭の順路を進んでいる間、
壁に掛けられた坂井さんの写真を見たり、
大型スクリーンに映し出されるPVや
コンサートの映像を見たり、
コンサートの最後にファンへ向けた、
「今日はどうもありがとう。また会いましょう。」
という肉声を聴いた瞬間などの度に、
何度もジワッと込み上げて来るものがありました。
一番応えたのは、涙ぐみそうになっていたり、
眼を赤くしている他の参列者を見た時で、
思わずこっちまでもらい泣きしそうになりました。
でも唇をぎゅっと結んだり、上を向いたりして
グッと堪えていました。

電車の中では非情なくらい何ともなかったのに、
会場に入った途端、かなり涙腺が敏感になっていました。
時折日差しも見える蒸し暑さの中、
結構長い間、中庭の参列者の列に並びながら、
少しずつ進んでいましたが、
時間の長さなどはむしろ全く頭になく、
朝食を食べていない空腹さえもすっかり忘れていました。

テレビ局などの取材のテレビカメラが
場内の様子を撮っていたり、
ヘリコプターが上空を旋回したりしていました。
参列者は老若男女いらっしゃいましたが、
特に20~40代が多かったようでした。

祭壇のある広間へと進む途中、
坂井さんが好きだったという青空が鮮やかな
『ZARD BEST The Single Collection~軌跡~』の
ジャケットにも使用された大きな写真や、
その周りを彩る白や青い花を見ていたら、
また胸にグッときてしまいました。
そのまま祭壇へと通路を進むと、
祭壇には坂井さんの大きな写真が飾ってありました。
坂井さんにしては珍しいカメラ目線の写真で、
まるでこちらを見ているようでした。

参列者の話し声や通りの騒音などのする
中庭の広場と違って、
祭壇の広間は厳粛な雰囲気でした。
係の人から献花用の花を受け取って4列で並び、
祭壇前の献花台が近付いていきました。
祭壇は、レコーディングしていたスタジオを
再現したということで、マイクや譜面台、
ヘッドホン、マグカップなどが置かれていました。
(『負けないで』の直筆歌詞も置かれていた
らしいのですが、そこまで頭が回りませんでした)。

そして、いよいよ献花台の前まで来ました。
運良く丁度祭壇のほぼ中央が空いていたので、
その前に立ち、献花をしました。
そして、その後写真の坂井さんをじっと見ました。
手を合わせる前にしっかり写真を見て
目に焼き付けておこうと思ったのです。
すると、またしても胸に込み上げて来てしまい、
慌てて目線を下に下げると今度は、
献花台の奥にびっしりと並べられている
ファンからの直筆のノートや手紙が目に入り、
ますます胸が締め付けられるような思いになりました。

それからまた写真をじっと見上げたのですが、
あまり一人で時間を取りすぎても
後ろで待っている方に迷惑になると思い、
目を閉じて手を合わせました。
すると途端に、涙が込み上げてきてしまい、
瞼で辛うじて押さえられているのを感じました。
懸命に何か念じて目を開けると、
思った通り涙がこぼれてしまい、
慌ててハンカチを取り出して拭きました。

また写真を見て、伝え足りないことを言おうと
考えようとするのですが、
大して気の利いた言葉も思い浮かばず、
勝手にまた目が潤んできてしまったので、
そこそこに退散してきてしまいました。
広間出口の通路の両脇には、
事務所関係者と思われる方々が並ばれていて、
「本日はありがとうございました」
と声を掛けてくれる間を頭を下げながら出てきました。

中庭には相変わらず大勢の参列者が
順番待ちで並んでいました。
葬儀所の出口付近で、
事務所からのお礼の手紙を受け取りました。
あと、余談ですが、取材に来たと思われる
朝日放送の龍円アナを見掛けました。

門を出ると、もう入口の外まで列が繋がっていました。
本当はまた並びたいくらいでしたが、
名残惜しくなるので会場を後にしました。
070627zard004





伝えたかったことを伝えきれなかった気がするので、
それに関してはやや不満ですが、
ちゃんと直接挨拶しに行けたことには満足しています。
1時間程度の時間は長いようで短かったです。


でも、何でこんなことになっちゃったんだろうなぁ…。

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コメント

こういうとき何と言っていいのか分からないのですが、お別れが出来てよかったですね。
素敵な曲を歌ってくださった坂井さんは、永遠に私達の胸に生き続けることでしょう。

投稿: 笑 | 2007年6月28日 (木) 13時50分

メッセージを送ったり、偲ぶ会に参列したりと、現状で可能な限り思いを伝えました。

投稿: メークイン男爵 | 2007年6月28日 (木) 15時03分

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