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2007年7月 3日 (火)

起死回生の学習机

注文したワゴン(キャスター付きの省スペース型で
引き出すタイプのCDラックの類)が先週末に届き、
昨日と今日でそれらを組み立てました。
現状を打破するためにどうしても必要な家具だと思い、
何度も検討を重ねた末に購入を決めたのです。

このワゴンの設置場所については、
パソコンデスクを多少動かして
置こうと考えていたのですが、
ここで思い切った作戦を実行しました。

学習机を解体したというブログを書いた後、
何人かから話をお聞きしているうちに、
「やっぱり早まったかな」という迷いが生じました。
情けをかけては決心が鈍ると思って
強気の姿勢で解体を決断した自分としても、
「本当にこれで良かったのかな。
でももう良かったと思うしかない」
と解体されてゆく学習机を見ながら
複雑な思いに駆られていたのです。

解体後は処分を待つばかりとなっていたのですが、
どこかすっきりしないで居る私以上に
周りの反応もまた複雑で、
一度決めた心に揺れが生じました。

そこでもう一度いろいろ検討してみた所、
やはり学習机を復活させようと思い付いたのです。
一度決めて解体までしたのに、
また戻そうというのは「優柔不断で男らしくないかな」
とも思ったのですが、
熟考の末に出した最終結論に揺らぎはありませんでした。

最初、同じ部屋にパソコンデスクと学習机があるのは、
かなり場所を取ると言うことで二者択一を考えました。
その時、判断基準としたのは、
ハードディスクやキーボード、マウスを置いたりして
何だかんだと広い場所が必要なパソコン一式を置くには、
学習机よりもパソコンディスクの方が適していると思い、
尚且つ以前母に言われた学習机の
あまり良くないイメージが頭の片隅に残っていたため、
パソコンディスクを残すことに決めたのでした。

しかし、学習机の本棚を取り外せば意外に面積もあり、
決め手の一つとなった、邪魔だと考えた引き出しも
実際は魅力的な収納だったと考えを改めました。
頑丈であり、アルミパイプと板だけを組み合わせた
安っぽいパソコンディスクより重厚さもあり、
パソコンディスク程場所も取らず、
その割に収納は豊富と来て、
更にイメージチェンジする部屋のイメージにも
無理なく溶け込めそうだと思い直し、
起死回生の学習机復活案を採択したのでした。
福岡に行く前夜のことでした。

また、今仕事をする上で、
それまで父が一人でやっていた所へ私が入ったため、
作業しているともう一つ作業台が欲しいと思うことがあり、
どちらが転用出来そうかと考えた時、
重々しい学習机よりも、
簡単な造りで融通の利きそうな
パソコンディスクの方が向いていそうでした。
そして何より、当時祖父が言っていたという
「おじいさんになるまで使えるように」という願いを
込めて買ってくれたその気持ちに応えないのは、
自分の中で耐え難い辛さがありました。

こうして、一度解体した学習机を、
父に二度手間を掛けながらも戻して貰いました。
ほとんど物置き、物入れ同然の扱いで、
大学を卒業してパソコンディスクを置いてからは、
レギュラーデスクとしての座を追われていましたが、
九死に一生を得て見事にその座を奪い返しました。

(とりあえず)無駄な物が何も置かれておらず、
本棚を取り払った学習机は、
その焦げ茶色の暗い色が逆に渋さを演出し、
すっきりとしたイメージに生まれ変わりました。

それに、やっぱりこっちの方が自分の机という
感じがしてしっくり来ますし、
本来の居場所に戻ったという安堵感さえあります。
お陰でこの机の魅力を再発見することが出来ました。
その為の良いきっかけになったことは確かですが、
それでも一度は捨てようとしたことは
申し訳ないなという思いがして、
今まで以上に大切に使わなくちゃなと思いました。


それから、引き出しの中身を整頓していると、
まだまだ懐かしい物が出てきました。
高校の頃にパソコンで作った文書が出てきて、
歴代の住所録や成績表なども出てきました。
特に印象強かったのが、
高校当時持っていた参考書の一覧表や、
科目毎の学習の進め方の説明と
それに使用する参考書をまとめた一覧表などを始め、
不甲斐ない自分を奮い立たせるための
自己啓発を促す文書などが多かったことです。

つまり、当時疲れ易い体質で毎日に疲れ、
勉強に対する倦怠感が生じて成績が低下したり、
大学受験を見据えて目標を設置したり、
その為に見えない敵(ライバルやプレッシャー)と
闘わなければならない日々が苦痛に感じたり、
脱力感や思春期の複雑な心境など、
何もかもが中途半端で理想と現実の違いを
何とか埋めようと藻掻き続けていた当時の自分が、
試行錯誤していた日々を具現化したものが
こんなに多く出てきたということが言えるのです。

話は逸れますが、こうした試行錯誤の中で、
パソコンを使っていろんな文書を作っていたことが、
文書の細かな設定技術を我流で会得したり、
文字の入力速度を高めたりするのに
一躍買っていたという面もありました。

また、これだけパソコンを駆使していながら、
当時のインターネットと言えばダイヤルアップなどの
時間制が主流で値段も高かったために、
私がネットに触れる機会はほとんどありませんでしたが、
もし当時からインターネットを使っていたら、
また違う人間になっていたかもしれません。
今、携帯電話を含めたネット犯罪やトラブルに
巻き込まれる年齢層が低下しているニュースを見る度、
「あの頃あまり使うような環境でなくて良かったな」
と思うことが今になってみるとよくあります。

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コメント

あ~あ、よかった!
そうなんです、がっしりした学習机は今はやりのパソコンデスクより重厚で渋くてかっこいいんです。

今度は引き出しにしまうときには、まず各引き出しに何が入っているのか明示しておく、中を仕切りを使って小分けしておくと、ブラックホールにならずに済みますよ。
おじいちゃんになるまで使ってあげましょう!

投稿: 笑 | 2007年7月 4日 (水) 08時01分

一応自分ではある程度何を入れるか決めているんですが、取り出さないで詰める一方なので、いつしか中身も多様化し、段々ごちゃごちゃになってしまうんですよね。
仕切りの必要性は前から考えていました。その辺が出来るようになると収納上手になれるんでしょうね。

投稿: メークイン男爵 | 2007年7月 5日 (木) 00時15分

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