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2007年8月29日 (水)

九州北部ドライブ日誌(2日目)

話は前後しますが、
前回の福岡旅行の際、
初めてレンタカーを借りて運転したところ、
行動の自由がかなり利く思わぬ便利さに味を占め、
今回の旅行が決まった時も
移動はレンタカーしかないと思いました。
知らない土地で運転するのは危険も伴いますが、
自分で好きな所に行けるという利点があり、
迷わずこの選択肢を選んだのでした。

さて、この日は他のメンバーが別コースを選んだので、
私と笑さんの二人で長崎を観光することになりました。
前夜に観光ルートを決めるという荒技となりましたが、
もしこれがメンバー全員もしくは3人以上だったら
もっと気合いを入れて事前に予定を組んでいたに
違いないと思います、言い訳になってしまいますが。

とは言え、人数が少なかろうが多かろうが、
目一杯この旅行を充実させたいという気持ちは変わらず、
綿密な計画を練ったのでした。
しかし、計算上どうしても帰りの飛行機の出発時刻に
間に合うように納めることが出来ず、
距離、時間共に「余裕を持たせて設定している」
アバウトさを当てにし、
「多分実際は計画よりも早く回れる」と想定して、
無理そうだったら途中で切り上げることにして、
敢えて観光スポットはなるべく減らさないようにして、
時間をフルに使う作戦を決行することにしたのでした。
そんな訳で、出発時刻を基に計算した予定時刻と、
到着希望時刻を基に逆算した予定時刻の
2通りを設定したのでした。

まず高速道路を使って佐世保まで行き、
最初に西海橋という橋を見てきました。
よくこんな高い所に建てたなぁと感心しました。
時期的に大きな渦潮が見られるそうですが、
残念ながらこの時は明らかに渦潮だと
呼べるものは見られませんでした。
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その後は通称「サンセットオーシャン202」と呼ばれる
国道202号を海を見ながら南下しました。
本当は夕日の美しい景色を見られるようですが、
夕日を見るような時間まで居られなかったので、
昼間の綺麗な海を見ながらドライブを楽しみました。

海辺というとどちらかというと平坦なイメージがありますが、
長崎は流石坂が多いというだけのことはあって、
海のすぐ側まで海抜が高い所が多く、
どちらかと言うと海の側まで山が迫っている、
という印象を受けました。
青い空と海、そして山を見ながら
走る海岸線は快適でした。
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この後、昼食をとるために設定した道の駅に、
予定よりだいぶ早い10時半過ぎに着いたので、
昼食は後で食べることにして
次の千々石(ちぢわ)展望所へ向かいました。
実はここが悩み所で、
佐世保から長崎に掛けての国道202号のドライブと、
島原半島へのドライブを組み合わせると、
移動距離が長くなるため時間的にきつく、
どちらかに絞った方が計画は立て易かったのですが、
どちらも欲張って行きたかったために
厳しい日程を組むことになったのでした。

この辺りの通過時間次第では島原行きを諦めて、
そのまま諫早ICから空港へ戻る
ショートカットコースに切り替える算段でしたが、
特に大きな交通の乱れもなく、
しかも予定より早く回れていたので、
迷わず当初の予定通りドライブを続け、
島原へ行くことを決めたのでした。
ただ、あくまでこの予定の距離や時間は
推測に過ぎず、道路の混み具合なども
実際の所はどうなのか分からなかったので、
1日目と違い、最後に飛行機に乗るまでは
決して気を抜く訳にはいきませんでした。

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そこで、最終目的地の雲仙地獄まで行くだけ行って、
時間がありそうだったら昼食を取るなり、
ゆっくり雲仙地獄を見るなりすることになりました。
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大村湾を経由して島原半島へ向かい、
千々石展望所で12時半を回っていましたが、
ゆっくり景色を楽しんだ後、
いよいよ最後の雲仙地獄へ行きました。
この時点でまだ予定時刻より
若干時間より早く回れていたのですが、
1日目と違って、余裕を持たせつつも
気持ちぎりぎりに設定したこともあってか、
途中からあまり時間を稼げなくなりました。

雲仙地獄へ予定よりどれだけ早く着けるかで、
その余り分が昼食時間に割り当てられる筈でしたが、
千々石展望所からの移動距離の長さで
多少は時間を縮められるかと思ったのですが、
思い切り蛇行した山道だったために、
走ることは問題なかったのですが
快走という訳にはいかず思わぬ苦戦を強いられ、
結局予定より15分早く着いただけでした。
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しかも、雲仙地獄の硫黄臭さや、
ぐつぐつと煮えたぎる音などの迫力を前に、
予定より5分も長居したため、
昼食に割り当てる時間が10分となってしまいました。
最初の計算上からはそれでも1時間以上稼いだので、
よくここまで短縮出来たなという感じなのですが、
現実問題として飛行機に乗れるかどうかを考えると、
あまり冒険出来ないなと思いました。

けれど、私がこの2日間で心掛けたのは、
「時間通りに回ることも大事だけれど、
折角来たからには『はい、目的地に到着しました。
ここでの滞在は5分間だけの予定なので、
見終わったらさっさと次に行きますよ』というのでは、
時間に急かされて行動しているようで、
旅行としては気持ちにゆとりもなく、
行くには行ったけど観光したようじゃなかった、
というような旅行にはしたくなかった」ので、
見学(観光)する時間はその時の気分に任せ、
なるべく時間を気にせず取ることを意識しました。
まぁそうは言っても多少は意識しないといけませんが。

そしてこの帰り道の時もそうでした。
予定では諫早ICに14時半に乗ることになっていて、
食事を取らなければ大体時間通りだったのですが、
例えば車の中で何かを食べながら
時間に間に合わせるのと、
折角ここまで来たのだから何か地元の物を食べて、
せめて食事の時くらい時間を少し割くべきなのか、
という決断を迫られました。

14時を過ぎていて空腹ではありましたが、
飛行機の時間を考えれば
そのまま直行したい気持ちもありました。
しかし、もしそういう気持ちにゆとりのない旅行をして、
結果的に時間に結構余裕が残ったら、
きっと「もっとゆっくり旅行を味わえたのに、
時間を気にするあまり慌ててしまった」
という不完全燃焼な気持ちが残りそうな気がして、
ならば目一杯楽しもうと開き直りました。

高速での移動距離が長かったので、
少し時間を短縮出来るだろうという予測や、
空港に行くまでの時間や搭乗手続き終了の時間まで
目一杯使うということで考えると、
多少なり時間が浮く筈だという考えがあって、
30分くらいの遅れなら何とかなる
という計算は頭にありましたが、
それでも結構ぎりぎりに設定していたので、
昼食の時間が遅くなれば
致命的な遅れとなって取り返せなくなることは
覚悟しなければなりませんでした。
でも最後まで長崎を満喫したいという思いが、
「最悪、飛行機に乗り遅れても死ぬ訳じゃない」
という開き直りを生み、
きちんと昼食の時間を取ることに決めたのでした。

やはり最後は長崎ちゃんぽんを食べることにしました。
「30分までの遅れなら取り返せる」ということで、
何とか30分で食べられるかなと思ったのですが、
心配していた通り注文してからなかなか料理が来ず、
その上具沢山で食べ応えがありすぎ、
スープも熱くてなかなか飲めないということで、
凄く美味しくて大満足だったのですが、
食べるのには相当手こずってしまいました。
でもここで、「時間がないからすぐ食べられる物を」
という妥協で料理を注文しない辺り、
最後まで満喫しようという欲張りが利いています。
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そんな訳で、最後の最後まで旅行を満喫したため、
諫早ICを通過したのは予定より47分遅れでした。
限界と見積もった30分をもオーバーし、
流石にちょっと満喫し過ぎたかなと思いました。
でももう昼食時間を取ってしまったものは
今更どうしようもありませんでした。
後は高速道路をひたすら福岡へ向け走るだけでした。
諫早ICから太宰府ICまで130km以上あり、
しかも更に制限速度が低く混み具合の計算出来ない
福岡の都市高速や一般道を走ることや
ガソリンスタンドを探して満タンにする時間、
レンタカーを返す時間、そこから空港まで歩く時間、
出発の15分前までに搭乗手続きを
済ませなければならないことなどを考えると、
この時点で飛行機の出発時刻まで2時間しか
なかったのはかなり厳しいものがありました。

ただ、焦って事故を起こしては元も子もないので、
急がなければいけない状況下ではありましたが、
無茶な運転だけはしないようにと思いました。
心配していた渋滞もなく
順調に福岡へ向かっていましたが、
長崎自動車道を走っている途中で、
突然前方の雲行きが怪しくなってきました。
速度制限されるのが怖いなと思っていたのですが、
本当に雨が降り出したかと思っていると、
雨の勢いが更に激しさを増し、
遂にはワイパーをハイスピードで動かしても、
窓を拭ったほんの0コンマ数秒だけしか
前の景色が見えないような、
滝のような土砂降りになってしまい、
前の車もなかなかライトを点けてくれないので、
物凄く視界の悪い中を高速で走る羽目になりました。

もし時間に余裕があれば、そして一般道であれば、
堪らず路肩へ避難したい所でした。
しかし全速力で行っても間に合うか微妙だったので、
ここでの減速は極力避けたいと思いました。
かと言って、叩き付ける豪雨で前がよく見えず、
前の車もよく見えないので、
迂闊にスピードを出す訳にもいかず、
また一番怖いのはハイドロプレーニング現象が
起きてしまうことでした。

兎に角、ワイパーでほんの一瞬だけ見える
僅かな前方の様子を頼りに、
中央分離帯に激突しないように、
必死でハンドル操作に神経を使いました。
それでも80~90kmで走り続けました。
こんな必死の戦いは10km程続きましたが、
凄く長く感じました。
やっとの思いで鳥栖JCTから九州自動車道に
乗り換えた時はホッとしたものでした。

太宰府ICから福岡都市高速に乗り換えた頃には、
このまま順調なら飛行機に何とか間に合いそうだ
という明るい見通しがようやくここで立てられました。
かなりぎりぎりにはなってしまい、
他のメンバーを冷や冷やさせて
かなり迷惑は掛けてしまいましたが、
時間一杯まで使って、
2日間で福岡、佐賀、大分、熊本、長崎を回るという
欲張った完全燃焼の九州北部旅行は、
大満足で終えることが出来ました。

今回、台風の影響が及ぶ時期ということもあり、
計画が頓挫しないか心配もありましたが、
無事何事もなく終えられて良かったです。
また、運転免許の更新が近いので、
移動距離が長くなれば
それだけ事故の可能性も高くなるということで、
今回の旅行で知らない土地を長距離運転するということで
兎に角事故を起こさないようにということを
心掛けていましたが、
無事安全運転に終始出来たことに感謝したいと思います。
もう少しなので、ここは一つ初心に返って、
今まで以上に安全運転を心掛けようと思います。

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コメント

お疲れ様でした。
二人だけなら乗り遅れても何とかなる!と居直ってGOでしたね。
地図を見ながら、よく回れたと、今さらながら驚きと感激でいっぱいでいます。
きちんと観光もしましたよね。
あの橋は、渡るのを私が拒否しただけで…汗;
長崎らしい光景もたっぷり楽しみましたし、行きたかった雲仙にも行けたし…遊歩道も歩けたし…
昼食は…私も食べるものを食べないと、あとで文句が出ちゃうし…苦笑
運転する男爵くんが疲れているの、分かっていたのですが、休憩させてあげられなかったのだけ反省項目でした。
たっぷり長崎を満喫して、いい思い出がたくさんできました。
ありがとうございました。

投稿: 笑 | 2007年8月30日 (木) 05時40分

本当に駄目な時は自分でストップ掛けますので大丈夫ですよ。観光しながらのドライブは楽しかったですし。疲れは後から取れば良いですが、観光はその時しか出来ませんからね。
ええ、でも確かによく回れたもんですよね。あれだけ目一杯ゆっくりしたにも拘わらず。
こちらこそお世話様でした。

投稿: メークイン男爵 | 2007年9月 1日 (土) 04時14分

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