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2007年10月14日 (日)

HH観戦記2007 vol.21

今日、ホーリーホックのホーム戦が笠松で行われました。
今季はホーム戦全試合観戦を目標に掲げているのですが、
今日で昨季の観戦数21試合に並びました。

現在、J2最少得点、最多失点、最下位(最少勝ち点)の
逆三冠という不名誉な成績に甘んじている水戸ですが、
1つでも多くの駄目タイトルを他チームに譲るべく、
残り試合も向上心を持って戦って欲しいと思います。

ところで、「水戸」の語呂(310)に因んだ、
チーム通算310ゴール目を決める選手を当てる
「水戸だけに310ゴール」というファンクラブ限定企画が、
チーム通算305ゴールとなっていた1ヶ月余り前から
実施されているのですが、
この5点がなかなか遠く、
ようやくあと1と迫って臨んだ前節のアウェイ戦では
スコアレスドローに終わり、
記念の記録をわざわざホーム・笠松まで
持ち帰ってきてくれてしまっただけに、
今日こそは絶対にこれを達成してくれないと
サポーターは納得出来ないという状況でした。


試合が始まってみると、
選手達は序盤から積極的な動きで
ボールへの執着心を存分に見せてくれました。
特にしつこく体を寄せてボールを奪いに行く姿勢や、
相手のパス回しやドリブルなども、
足が届くかどうか際疾い位置に居ても
果敢にスライディングしてスティールを試み、
自分たちのフットワークの良さで奪いに行く姿勢は、
気迫が籠もっていて見ていてスカッとする、
まさに水戸の選手に求めていた内容でした。

「どうせ追い付けない」とルーズボールやパスカットを
早々と諦めていては奪えるものも奪えませんし、
鬩ぎ合いになった時に相手に譲っている場合でもなく、
貪欲なまでに粘り強くボールに食らい付き、
技術が未熟でも運動量でカバーするような、
そんな姿が見たいと思っていたので、
今日の全力プレーは気持ちが良かったです。

今日は得点の匂いがプンプン漂っていました。
何点か入ってもおかしくないくらい
本当に全員がよく動き、
試合のペースを自分たちの力で掴んでいました。
何度かFWがゴール前でフリーになる場面もあったのですが、
力んで枠を大きく逸れてしまったり、
パスを出して結局チャンスを潰していたりしたので、
それに関しては思い切ったミドルシュートを打って、
もっと相手ゴールを脅かしてプレッシャーを掛けて欲しい
というもどかしさは感じていました。

それでも前半20分、その積極性がPKという
思わぬ形となって現れ、絶好機を迎えました。
いつもならじっくり見たい場面なのですが、
今回は310ゴールが掛かっていて、
私にはこなすべき任務があったので、
もう「9割方入る」と得点を確信し、
成り行きを見守らずに任務の準備を行っている間に
一番最初に「入ったー」という叫び声が僅かに早く聞こえ、
その後はもうスタンド中が歓声の嵐に包まれ、
兎に角PKが決まったと分かったのでした。
(いつもは一緒に喜んで壊れている部類なので、
ゴールが決まった瞬間の観客の歓声を
冷静に無の境地で聞いたのは初めてでした)。

決めたのはFKやPKと言えばこの人という、
キャプテンのDF吉本選手でした。
記念の310ゴール目はPKという形にはなりましたが、
今日1点も取れないというのは
許されないムードでしたし、
兎に角これだけの押した展開で
確実に先制できたことが大きかったと思います。
それに、もし310ゴール目がオウンゴールだったら
かなり微妙な空気になっていたと思いますが、
PKは勝敗を左右する立派な得点パターンですから
これは胸を張って良いと思います。

その後も動きが固くなることもなく、
守りに入ることもなく、
溌剌とした動きで相手を翻弄していました。
前半のうちにせめてもう1点は欲しいと思いました。
1点だけでは一瞬にして追い付かれてしまうので、
楽に展開するためにも早く追加点が欲しい所でした。

しかし、折角うまく飛び出してフリーになっても、
チャンスを大事に丁寧に生かして
確実にゴールを決めようという思いが強すぎるのか、
自分で打てば良い場面でも
不要なパスを出してしまうのは相変わらずで、
水戸の場合はどちらかというとFWよりも
MFの方が積極的にミドルシュートを打っていく
選手が多いように思います。

動きが良いので見ていて面白い試合なのですが、
得点力不足は相変わらずで得点に結び付かず、
結局前半を1-0で折り返しました。

後半に入っても同じように積極的な動きを見せ、
追加点への、そして勝利への気迫が伝わってきました。
その一方で、前半から時折ヒヤリとする場面があり、
懸命な守備と相手の詰めの甘さにも助けられ、
何とかそれでも凌いでいました。
一度、シュートがクロスバーに直撃した時は
やられたかと思ってドキッとしました。
そんな風に時折どこか危なっかしさも
露呈していたのですが、
運も味方に付けて得点を許しませんでした。
ただ、途中から不可解な判定も目立つようになりました。

体力が最後まで持つのか心配していましたが、
後半30分頃まではそれでも懸命に動いていました。
しかし、やはり前半からあれだけ動き回ったせいか、
徐々に水戸の選手に明らかな疲れの色が見え始め、
運動量が急激に落ちてきたこともあって、
折角攻撃を仕掛けるシーンになっても、
肝心の選手達の足が止まって、
攻撃に全然厚みを増せないというような
苦しい展開にもなってきていました。

そして後半35分、DFの要であり、
先制のPKも決めていた吉本選手が
この日2枚目のイエローで退場となり、
ただでさえ運動量も落ち、
苦しい時間帯に差し掛かっていた所で
10人となってしまったことで、
益々ほとんどの選手が引き気味になってしまい、
攻撃らしい攻撃が見られなくなりました。
こうなってくると、追加点が取れなかったことが
余計に重くのし掛かってくるのでした。

選手達も疲れて思うように
動けないのだろうと思いましたが、
もうこうなったら最後まで必死で守り切って
勝って欲しいと願うだけでした。
最後の5分が長く感じられましたが、
最後まで集中力を切らさずに守り切り、
8試合振りの勝利を、
そして第4クール初の勝利を手にしました。

今日は吉本選手が抜けた後のバックを支えた
DF平松選手と中村選手の成長が、
本当に頼もしく思えた試合にもなりました。
結局流れの中では点を取れず、
課題は相変わらず多いのですが、
笠松で勝てたことは大いに価値があるのです。

今季これが笠松での2勝目。
それだけに1勝の重みが他チームとは全然違います。
これで今季6勝(10分け26敗)となりましたが、
兎に角今季は勝つ所がなかなか見られず、
特にホームである笠松でなかなか勝てないでいるだけに、
この勝利によって頭が完全に興奮してしまい、
顔も紅潮していました。
それくらい嬉しい瞬間なのです。
これがあるから応援はやめられません。
待たせられた分だけ喜びも一入(ひとしお)です。


試合後は、「前田祭り」と呼ばれ、
ホーム戦勝利後恒例となっている、
前田監督の車をサポーターが取り囲んで、
監督と一緒に勝利を祝うという
一種のちょっとしたイベントが行われているのですが、
話では知っていたものの、
今までは試合が終わった後に
出待ちして長く残っている意味も特にないと思い、
参加せずに競技場を後にしていました。
(監督や選手達は、試合が終わって
すぐに外に出てくる訳でもないですしね)。

しかし、この1年で随分私自身も変わったなと思いますが、
ここはもう行くしかないと思いました。
初めて前田祭りを味わってきましたが、
物理的にも監督との距離は近いのですが、
ざっくばらんな感じで話してくれるので、
気持ちの面でも距離が近くて本当に楽しかったです。
これはやっぱり水戸というチームと、水戸のサポーターと、
前田監督ならではなのかなと思いました。
これは癖になりそうですね。
(次いつ行われるのか分かりませんが)。


☆★ヘルシオーレ!ダイアリー★☆
・睡眠時間:5h
・脈拍:68回/分
・体温:35.8℃
・体重:63.5kg

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コメント

任務ご苦労様でした。(笑)
310ゴールは最高でした。
それに久々の勝利で、興奮した挙句の出待ち、前田祭…
一年前の、いや、春までの私には考えられない行動です。
このまま、コアサポ化、突っ走るのかなあ。

投稿: 笑 | 2007年10月16日 (火) 06時57分

力作だったので。肝心なシーンを何一つ見ていませんでしたが、選手に伝わればOKです。しかし、吉本選手のパフォーマンスはみたかったですね。どうせ見えなかったみたいですけど。

観戦し始めた頃は、試合時間の90分前後、長くて2時間程度しか滞在していなかったのに、今や試合前から試合後まで合わせて何時間笠松に居るんだって感じです。

投稿: メークイン男爵 | 2007年10月16日 (火) 23時34分

計算してみました。
5時間超えです!Oh!
これが週末の過ごし方にー私のすべてになっちゃったんですね。

投稿: 笑 | 2007年10月17日 (水) 09時20分

そうですね、敢えて書きませんでしたが、試合時間の2.5倍~3倍近くは競技場に居ますね。

祝勝(縮小)会なども合わせると、19時KOナイターの場合、15時半頃出発して帰りが22時半とかになると、もう7,8時間くらい外出していることになりますしね。

投稿: メークイン男爵 | 2007年10月17日 (水) 23時35分

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