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2007年11月 4日 (日)

HH観戦記2007 天皇杯4回戦編

今日は第87回天皇杯全日本サッカー選手権大会で
J1勢が登場する4回戦が各地で行われ、
水戸は奇遇にも同じ茨城の鹿島と対戦することになり、
会場の県立カシマサッカースタジアムに行きました。

途中、先日通ったばかりの鹿行大橋を再び通りました。
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やっぱり交互通行しか出来ない道幅は狭かったです。
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さて、茨城ダービーと銘打たれたこの対決は、
実は3年前に同じ天皇杯で対戦したのが最初であり、
サッカー観戦初心者だった私も、
初めて実現したこの夢の対決が観たくて、
笠松に観戦に行ったのでした。
鹿島の選手やチームというものを初めて目の当たりにし、
試合こそ善戦していたものの、
応援の迫力から知名度からサポーターの数まで、
水戸とのあまりに大きな格の違いを見せ付けられました。

茨城のJチームと言えば鹿島なので、
水戸のファンになったばかりの茨城県民の私にとって、
心中は複雑なものが交錯していました。
鹿島の方が馴染みはありますし、
同じ茨城のチームなので敵とも言い難かったのですが、
辛うじて存在を知っていただけで馴染みもなく、
それまであまりよく知らなかった水戸というチームを、
鹿島より地元だという理由で応援すると決めた以上、
鹿島にいつまでも心酔している訳にもいかない
という気持ちもありました。

ただ、それまでサッカーにあまり興味のなかった私には、
鹿島ですら略歴や選手や成績を知っているだけで、
ファンクラブや観戦の楽しみ方や、チームやファンの
雰囲気などについては何も知らなかったので、
選手のことも知らない水戸を応援すると言っても、
どんな風にしたら応援していることになるのか分からず、
「取り敢えずファンクラブにも入ったことだし、
一応観戦にも行ってみようかな」という程度の感じで、
何試合か観に行ったのが3年前のシーズンでした。
そんな訳で、この初の茨城ダービーの時も、
鹿島の方が馴染みのあるチームとして見ていて、
まだまだ水戸のサポーターにはなれていませんでした。


その翌年からプレシーズンマッチが行われるようになり、
カシマサッカースタジアムに初めて行った時は、
観客席とピッチの距離感がかなり近いことを実感し、
J1のホームという凄まじさに圧倒されたものでした。
そしてその時もまだ鹿島の方が馴染みがありました。

しかしその翌年、つまり一昨年の話になりますが、
この時には水戸のファンとしての自覚が
ようやく芽生えるようになってきていたので、
すっかり鹿島に対する憧れや愛着の念は薄れ、
水戸をしっかりと応援していました。

そんな時期を経て今に至るのですが、
鹿島の応援の迫力やサポーターの数や、
J1レベルのチーム力というものは認めつつも、
最早全くと言って良い程気にならなくなりました。
早く水戸もそんな風になれば良いなとは思いますし、
比較することで今後の参考として
学ぶことも多々ありますが、
そっちはそっちなりのやり方で
今までやってきている訳ですし、
自分はもう水戸のサポーターの一員として
誇りを持って応援しているので、
他がどうであろうと水戸には水戸の成長速度があり、
少しずつステップアップしていく過程を
今歩んでいるに過ぎないと思うだけで、
焦ったり圧倒されたりすることはもうありません。


。。。。。。。。。。


かなり前置きが長くなってしまいましたが、
公式戦は3年前の天皇杯に続き2度目、
プレシーズンマッチも含めると
今回が5度目の対戦ということになり、
以前のような新鮮さはないのですが、
過去4度の対戦は水戸の4敗と、
「妥当な結果」扱いになっているので、
そろそろこの辺で水戸の潜在能力を知らしめるためにも、
説明不要の結果を残して貰うべく、
今日も真剣に勝つつもりで応援に行きました。
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きっと大物・鹿島との対戦見たさというお客さんが
多かったというのもあると思いますが、
今日は水戸のサポーターも
いつもより多かったように感じました。
きっと潜在的にはファンや興味のある方は
まだまだいらっしゃるのだろうと思いますが、
今日はその一面を垣間見たような気がしました。

また、数年前までと違うのは、
全体的に観客席が青くなったということです。
レプリカユニホームやグッズ等の普及によって、
それらを身に纏うファンが増えたことで、
こちらもサポーターらしくなってきました。
以前は、ほとんどの観客が私服姿で、
良くて青いTシャツや青っぽい物を身に付けていた方が
ちらほらいらした程度だったので、
当時は鹿島とのギャップを感じ、
しっかりとレプリカユニホームを纏った
鹿島のサポーターが羨ましく感じたものでしたが、
数年でだいぶ変わったなと思いました。
(大切なのはチームを応援する心であって、
グッズ云々はあくまで個人の自由ですけどね)。
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スタメンには、前回の天皇杯3回戦でJ初出場初先発を
果たした原田選手が再び起用されました。
大舞台で経験を積ませてリーグ戦でも
起用していきたいという監督の意図なのでしょうが、
鹿島相手に大丈夫かなという心配はありました。
繰り返しますが私は勝つつもりで観に行っていたので、
大量失点なんかになったら嫌だなと思いました。
原田選手を起用するのは賭けではありましたが、
未知数の可能性を秘めた彼の力を信じようと思いました。
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前半はほとんど鹿島にペースを握られ、
ボールを触っている時間が極端に短いイメージでした。
守備中心になっていたように見えました。
以前程ではないとは言え、
今季もたまに水戸のサッカーには、
このように自陣に下がっている選手が圧倒的に多い
守備的なサッカーが見られるので、
もっと前に人数を掛けてプレッシャーを掛け、
ゴールを脅かして欲しいという歯痒さを感じるのですが、
以前より攻撃色が強くなったこともあって、
リーグ戦の中では相手に守備ばかりを言われる評価は
だいぶ少なくなってきたように思いますが、
やはり対戦の少ない鹿島の選手から見ると、
「極端に守備的な」サッカーに見えたようです。
私にもいつもそう見えますが。

立ち上がりは格上相手という硬さや、
相手の出方を伺って無難に動いていた
というのもあるかもしれませんが、
あまり良い形で攻撃させて貰えませんでした。
逆にCKなども何度も与えていたのですが凌ぎ続け、
決定的な危ない場面というのはそれ程なく、
雰囲気としては悪くないと思いました。

しかし、サイドからの仕掛けの素早さは脅威で、
徹底して守ることで凌いではいましたが、
あまり安心は出来ないなと思っていました。
そして前半21分、サイドの深い位置で
一瞬守備を振り切られて、
ゴール正面で構えていた相手に良いパスを許し、
そのままどんぴしゃで合わせられてしまいました。

これは一瞬の隙を突いた相手の精度の良さを
褒めるしかありませんでした。
この後も度々ピンチは迎えましたが、
徐々に水戸も動きが良くなってきて、
しっかり集中出来ていたので、
そのまま0-1で前半を終了しました。


後半はちょっと積極性が増したように見えました。
ハーフタイムの時に何か話したんだろうなと思いました。
両サイドのMF金沢、鈴木良和選手が中心となって、
全体を押し上げる動きが出来るようになり、
特に後半10分~25分くらいの時間帯は、
水戸がペースを握って攻め続け、圧倒していました。
ボールの支配率も良くなり、パスも繋がるようになりました。
シュートの一歩手前までは
何度も良い形を作っていましたが、
シュートを打つタイミングが合わず、
GKへパスするような力ないシュートになってしまったり、
クロスが長すぎてGKに取られてしまったりと、
やはり最後の精度が良くありませんでした。
CKも得点に結び付きませんでした。

攻撃的に戦う意志をはっきり確認出来たのが、
後半18分にDF中村選手に替え、
FWの塩沢選手を投入した時でした。
攻撃陣を厚くして点を取りに行くつもりだと思いました。
しかし、皮肉にもこの2分後、
攻めていた中で逆に鹿島に攻め込まれ、
一瞬で追加点を許してしまいました。

しっかり決められる得点勘の鋭さは、
やはりJ1の強豪だけあって脱帽でした。
その後も水戸は攻めて良い形は作っていましたが、
最後までゴールを割ることなく0-2で終了し、
4回戦敗退となってしまいました。

私には「鹿島相手に十分よくやった。
相手が相手だからしょうがない」とは思えません。
勝つつもりでしたからね。
負け惜しみかもしれませんが、
チーム力、そして個人の能力の差は認めますが、
水戸は、素直に負けてばかりいるような
弱いチームではないのです。
全く歯が立たない相手ではないと思います。
負けて悔しいです。
この気持ちは2、3年前の対戦時にはなかったもので、
それこそがただの水戸のファンから
サポーターへと変わった何よりの証だろうと思います。

いつまでも格下呼ばわりされたくないので、
早く水戸に強くなって貰いたいです。

☆★ヘルシオーレ!メモ★☆
・睡眠時間:5h ・脈拍:62回/分 ・体温:35.3℃ ・体重:未測定

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コメント

私はすっかり鹿島の応援に圧倒されてしまいました。
あのスタジアムもいいなあ、とうらやましく思いました。
恵まれていますよね、鹿島…
でも水戸が好きです!(笑)
(以下続く予定)

投稿: 笑 | 2007年11月 5日 (月) 06時15分

まぁ私の強がりなのかもしれませんが、実際慣れたというのもあると思います。
サポーターの力で選手を支えて行くのが役目なので、サポーターが相手サポーターにびびってる場合じゃないと今では思えますが、迫力は十分ありますよね。普段とは全然違うこういう雰囲気を味わったり経験をすると、良い勉強になりますね。

こういうのが刺激になって、声を出して応援するようになれたというのもあります。

専用だけあって恵まれていますね。トイレが広すぎだと思いました。笠松なら絶対並んでいるのに。立派なのを造るにはお金掛かるからしょうがないですよ、上を見たらきりがないです。

投稿: メークイン男爵 | 2007年11月 5日 (月) 23時18分

きっと水戸は強くなります。
決定力不足が改善されれば、点数だってたくさん入っていたはずです。
そのためにこれからも一生懸命応援します。

投稿: 笑 | 2007年11月 6日 (火) 06時44分

ちょっと熱く語ってしまいました(いつもそうだと言われそうですが)。
私の水戸サポーター原点をちょっと思い出したりしたもので。

ストライカーと呼ばれる選手が誕生して欲しいですね。

投稿: メークイン男爵 | 2007年11月 6日 (火) 23時46分

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