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2008年5月 2日 (金)

最後の先生へ最後のお別れ

今日は、大学の研究室でご鞭撻下さった教授の
お通夜に参列してきました。

私は4年の時、卒論研究に追われ、
精神的に追い詰められていたこともあり、
正直な所逃げ出したい気持ちで一杯だったのですが、
そんな私に対し厳しいこともいろいろ言われましたが、
実は気に掛けて下さっていて、
私の方が誤解していた所もありました。
特に卒論の最終発表から提出する頃にかけて、
最後の最後で心のわだかまりが薄れていきました。
苦しくも自分を成長させてくれた
忘れがたい時間だったと今では思います。

周りの支えもあって何とか逃げ出さずに無事卒業出来、
社会人になってみてから思うのは、
直接大学で習ったことが仕事に結び付いていなくても、
データ分析する時の基本や注意点、考察するポイントや、
論文を書く時の言い回しや注意点などが、
何らかの形で役に立っていると感じることが
度々あるということです。
また、ちょこっとした一言が、
生きていく上で参考にすべき、ものの考え方など、
重みのある助言のように感じることもありました。

卒業してからは何度かお会いした程度でしたが、
体調が悪化し、療養生活が長引いているのを
聞いていたので、
前から一度お見舞いに行きたいと思っていましたが、
近いうちに行こう、行こうと行き渋っているうちに、
手遅れとなってしまいました。
行かず仕舞いになって後悔したくないと思っていたのに、
先延ばしして一刻を争う事態に気付けませんでした。
行く機会は何度もあったのにも拘わらず。

今となっては、年賀状などで定期的に近況等を
ご報告していたことだけが救いです。
今年の年賀状にこそ何も記されていませんでしたが、
昨年の暑中見舞いには直筆で近況が綴られており、
体調が芳しくないことなどが詳細に書かれていました。
そしてそこには、私たちが分析したデータの
取りまとめ作業を始めたことも記されていましたが、
つい先月中旬にそれがデータ集として発行され、
郵送されてきたばかりでした。
まるでそれを見届けるかのように、
それから僅か2週間程度でお亡くなりになり、
このデータ集が先生の遺品となってしまいました。

もし自分の命があとどれくらいか何となく分かっていて、
残された時間を使って何をしようかと考えた時、
果たして先生のように最後まで走り続けられるのか
私には自信がありません。

また、今回研究室の仲間が予想外に駆け付けており、
最近なかなか集まれずに居たのですが、
少数ではありましたが束の間の談笑を楽しみました。
久し振りに会ったのにそんな気がしない程、
気の置けない仲間達であることを
事ある毎に確認させてくれます。
きっと先生が引き合わせてくれたのでしょうね。

最後になりますが、ご冥福をお祈りすると共に、
本当に最後までお疲れ様でしたとお伝えしたいです。

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コメント

連絡ありがとう。男爵君の心配りがあったからこそ、あれだけの人数が集まったんだと思うよ。
思い出話もなんだか笑えて、楽しい、暖かい時間が過ごせました。
やっぱり大学の友だちって、何年経ってもいいもんだね。一番自分が出せる。そんな環境をひさしぶりに味わえました。

投稿: 酔倒 | 2008年5月 3日 (土) 11時19分

本当だねぇ。
一応みんなにも知らせておいた方が良いかな、って程度で考えていたんですが、「みんな誘って行きましょう!」って意味は全然なかったので、本当に予想外でした。先生も喜んでくれるかな。
今年か来年のうちに、正式にまた集まりたいですね(っていう機運が高まってきました)。

投稿: メークイン男爵 | 2008年5月 3日 (土) 19時24分

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