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2008年6月21日 (土)

HH観戦記2008 vol.10

今朝、2つばかり嬉しくない夢を見た。
そのうちの1つがホーリーホックが0-2で負けていて、
「何とかならんのか」と苦しい戦況をじっと見詰めるも、
状況を打開出来ぬままタイムアップを迎えるというもの。
もっと良い試合になるだろうと予想していたので、
それが夢だったと知った時は心底ホッとした。

朝から縁起でもなかったが所詮は夢だと割り切り、
今季10戦目となるホーム戦観戦に出向いた。
天気予報が大きく外れ、
強い日差しと蒸し暑さに見舞われた。
私などは雨具の用意はしっかりしていたが、
まさかこんなに晴れるとは思っていなかったので、
しっかり日焼けしてしまった程だった。
こういう時はいつも以上に
選手のスタミナなどが心配になる。

今日はスポンサーのサンクスマッチであり、
ゴール裏席招待券を持っていたので、
久し振りにゴール裏で観戦することにした。
他のスタジアムなら兎も角、
笠松では久しくゴール裏席からは観ていなかったので
(決して観易くはないが)新鮮な光景だった。
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前節のアウェイ戦では連戦の疲労からか動きが鈍く、
連勝が3でストップしてしまったということだったが、
まだホームでの連勝が止まった訳ではなかったので、
せめてこの記録は伸ばしていって欲しいと望みを託した。
相手は首位を独走中ということで
手強い戦いになることは覚悟していたが、
決して勝てない相手ではないと思っていた。

試合前のプレビューによれば、
相当パス回しされる展開になることを覚悟の上で、
「如何に『攻められているのではなく攻めさせている』
という意識を持って相手の猛攻に耐えられるか、
そして後半に勝負を挑めるかに懸かっている」
というようなことを選手達は考えていたようなので、
実際前半はその通りの展開になったが、
私はあまり慌てなかった。
ヒヤッとする場面も幾つかあったものの、
「予定通り」前半を0-0で凌いだので、
「今の所作戦通りだな」と見ていた。

ただその中で感じたことは、
兎に角相手の攻守の切り替えが早いことと、
積極的にインターセプトしてくるフィジカルの強さや、
一瞬たりとも気の抜けない攻守両面における動き、
ほとんどミスらしいミスをしない精度の高さなど、
前回の対戦時以上にそのレベルの高さを痛感した。
それ故、体感以上に時間の流れが遅く感じた。

具体的には、水戸が攻撃に移って攻め上がっても、
相手も素早く戻ってゴール前を固めてくるので、
なかなかチャンスらしいチャンスを作らせて貰えずにいた。
そのくせ、高い精度で少ない人数でも
確実にボールを前線へ運ぶ技術を持っているので、
どうしても守備に力を入れざるを得ず、
前に人数を掛けられない所が厄介だった。

水戸にミスが多いのは承知済みだが、
これまで球際の激しいプレッシャーや運動量で
その精度の低さをカバーして勝利を収めてきた。
だが、今日は相手の素早いインターセプトで
何度もパスを奪取されたばかりか、
ボールをキープしている時でさえ虎視眈々と
常に隙を見て強奪すべく狙ってくるような鋭さがあり、
野性的な緊迫感がピッチ上に張り詰めていた。
パスが渡る頃にはもう目の前で構えているような感じで、
マークに就くのが兎に角早いと感じた。
水戸がやりたいこと、やるべきことが、
今日は相手の方が何枚も上手で出来ていなかった。

「攻めさせる」作戦は良いとしても、
水戸が相手のゴールをこじ開ける術がなければ、
いつまで経ってもリード出来ない訳だし、
ずっと無失点で凌ぎ続けていられれば良いが、
押され続ける展開ではやがて均衡を破られる可能性は高い
―後半序盤にそんなことを考えていた。

後半に入って特に目立つようになったのは、
早めに相手の攻撃の芽を封じるようなプレスが掛からず、
うまく躱(かわ)されてフリーにしてしまい、
一気に高い位置まで攻め上がられる光景だった。
一方で水戸は相変わらずチャンスを作れずに居た。

そして後半13分、遂に先制ゴールを許してしまった。
素早い展開にDF陣が対応出来ずサイドを突破され、
最後は折り返されて決められてしまった。
攻められても先に点を取れさえすれば「作戦成功」だが、
取られてしまってはどう見ても劣勢にしか見えない。

それでも、まだ1点差なら追い付ける可能性も高いし、
「ここからでも勝ち越せる」という望みは持てるのだが、
後半25分に2失点目を取られてしまったことで、
流石にここから3点取るのは現実的に厳しくなってきた。
むしろ、追い付けるかどうかも怪しい点差になった。

この2失点目は取られ方も勿体なかった。
ゴール前で2人が倒れ込みながらも
しぶとくボールを奪い合い、
そこへ水戸のDFやGKが加勢に行ったので、
難なく切り抜けられるプレーかと思われた次の瞬間、
倒れ込んだ体勢からうまくボールを外に蹴り出されると、
サイドから走り込んできた相手にフリーでシュートされ、
GK本間選手が手で弾く反応の良さは見せたものの、
無情にもそのまま入ってしまった。
相手の執念がねじ込んだゴールとも言えるし、
水戸としてはここまで守護神・本間選手の好セーブなどで
最少失点で凌いできていただけに呆気なかったと言えた。

とは言え、ここまで2失点で凌いでいるだけでも
考えようによってはよく耐えてきたとも言える。
こうなってしまった以上、まずは現実的に1点ずつ返し、
点差を縮めないことには追い上げも何もなかった。
まず1点返せれば再び追い付くチャンスも生まれてくる。
このまま為す術なく時間が過ぎては今朝の夢の再現だ。
「兎に角まず1点取ってくれ」と思った。

現実的には厳しい要求だったかもしれないが、
実際に少しずつだが水戸もチャンスを掴み始めた。
それまでほとんど隙を見せてくれなかった相手にも
ちょこちょことミスが出始めたのが大きかった。
恐らく極端な蒸し暑さが少しずつ両チームの選手達の
体力を消耗していたからに違いなかった。
試合は後半も終盤に差し掛かっていたが、
ツキもあり水戸に流れが傾いてきているようだった。

GKと1対1になる絶好の場面が訪れるなど、
ゴール出来そうな雰囲気は漂っていたのだが、
折角相手が疲れてきているというのに、
そこを突けないのは歯痒いものがあった。
これではどうなることかと思ったが、
後半36分、コーナーに近い位置でFKを得た。
「ここが勝負所だ、ここで決めなきゃ駄目だ」と思った。
カウンター対策なのかこぼれ球狙いなのか、
それまでのCKなどでは消極的気味だった水戸の選手達も、
この時はゴール前に良い感じで集まってきていた。
そして朴選手が蹴ったFKが良い感じでファーへ入ると、
これをDF中村選手がタイミング良く
スライディングしながら蹴り込んで決めた。
圧倒的不利な状況に変わりはないが素直に嬉しかった。

1点差ならまだ分からない。
一矢報いるだけに留まらず追加点を取って欲しかった。
選手達も最後まで諦める素振りは少しも見せずに戦い、
その後も何度かチャンスは作ったのだが決められず、
ロスタイムが極端に短かったこともあり、
結局そのままタイムアップとなってしまった。

水戸はこれで連敗となりホームの連勝も3で止まった。
内容的に完敗ではあったが、
今日の戦術や選手交代の仕方などは良かったと思う。
ただ、肝心な所でミスが出てしまっていたために、
折角のチャンスをものに出来なかったり、
相手のミスに付け入ることが出来なかったりして、
結果的にプラン通りにいかなかったように思えた。
最初から技量では勝てないことを計算の上で
作戦を練って臨んでいたという点で考えれば、
負けはしたが惜しかったし、選手はよくやったと思う。
力では相手が上だったと認めざるを得ないが、
そういう相手なりの戦い方は出来ていたと思う。
試合後の観客からの暖かい拍手がその評価だろう。
だからこそ勝って欲しかったのだが、
世間の下馬評を覆すことは今回は出来なかった。
休む間もなく厳しい戦いが続くが粘って欲しいと思う。

▼第21節:●1-2(前半0-0)、勝ち点19


☆★ヘルシオーレ!メモ★☆
・水泳:約45分、1350m。今日はゆったりと流すように泳いだ。クロール、背泳ぎ、平泳ぎをほぼ同じ配分で泳いだ。クロールや背泳ぎで水を掻く時に、左肩に変な力が入る度痛みが走った。

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コメント

暑かったですねえ。
ゴール裏はまともに太陽に照らされていましたもんね。
A席は顔に直接日があたらなかったのに、照り返して日焼けしましたよ。
雨が降ると思って、日差しのほうの対策を怠っていたのが裏目に出ました。

2点目はもったいないことをしました。
あれがなければ、荒田のシュートが決まっていればなど、いろいろと悔しい面もありますが、どう考えてもあっちが一枚上手だったので、選手が最後まで動いていたこと、メンタル面の弱さは見られなかったことを評価したいと思いました。
最後はどちらのチームもミスの連発でしたしね、やっぱり暑さに負けたかな。

投稿: 笑 | 2008年6月22日 (日) 09時42分

曇りはあっても晴れはないだろうと踏んでいたので私も日焼け対策は皆無でした。所謂Tシャツ焼けとリストバンドの跡が恥ずかしいことに。

第3クールでは勝って欲しいですね。
今日も帰り際に入り口の所で森・星野選手を見ましたが、タイミング的に声を掛けられませんでした。

近いうちに何とか推敲します。

投稿: メークイン男爵 | 2008年6月22日 (日) 22時44分

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