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2009年1月27日 (火)

第57回勝田全国マラソン大会

昨日は新年会のため会場の店に行ったのですが、
偶然大相撲初場所の優勝決定戦が始まる直前で、
思い掛けず生中継で観ることが出来ました。
横綱同士の決定戦は8年振りだそうですが、
白鵬関が朝青龍関に勝って星が並んだ本割の対決も
相当盛り上がったんでしょうね。
欲を言えばそれも併せて観たい所でしたが、
しかし、白熱した決定戦を観られたので満足です。
場所前は色々言われていた朝青龍関ですが、
しっかりと結果を、それも最高の形で残す辺りは流石ですね。
稀勢の里関も黒星が先行する展開で、
千秋楽まで勝ち越すかどうか分からず冷や冷やしましたが、
来場所は新関脇確実ということで良かったです。
まずは勝ち越しを、そして10勝以上を目指して欲しいです。


さて、昨日行われた第57回勝田全国マラソン大会ですが、
前日とは打って変わって雲一つない好天に恵まれました。
と言っても朝のうちは厳しい寒さで、
起きるのも辛かったですし、
我が家は車庫に屋根がないので、
車の窓ガラスやドアの取っ手がカチコチに凍っていました。
スリップ事故を起こさないよう慎重に運転しました。

千波湖での練習メンバーと一旦待ち合わせてから
一緒に会場へ行きました。
参加者は昨年より2,000人以上増えて14,000人を超え、
過去最高になったという話でしたが、
確かに会場周辺は人で溢れ返っていて、
以前より人が多くなったなと感じました。
09012657004




また、私があちこちに顔を出すようになったこともありますが、
一緒に行った千波湖メンバーは勿論のこと、
ダイビングクラブでも昨年から参加しているようですし、
スポーツクラブの方も見掛けましたし、
果ては小学校の同級生の白っさんとも会うなど、
以前に比べ参加者に知り合いが多くなりました。

今回は参加者に競うべき知り合いが増えたので、
本音では「彼らにあまり負けたくないな」と思いました。
それに、もしかすると10km挑戦は
今回で最後になるかもしれないので、
少しでも良い自己ベストを残したいと考えていました。

更に、号砲からゴールまでの時間を算出した公式タイムと、
スタートラインを越えた時点からの実質タイムを計測する
ネットタイム(プライベートタイムなどとも言う)という
参考記録(=非公式)の2種類が算出されるのですが、
ネットタイムの自己ベスト更新は勿論のこと、
公式記録として残る前者でも1時間を切りたいと思いました。

そこで今回は初めて腕時計を装着しました。
今までは体の感覚だけを頼りに走っていましたが、
タイムが分かっていて走るのと闇雲に走るのとでは、
特に残り1km前後での苦しい時間帯において、
記録更新出来るかどうかの数分の差が
大きく左右されるだろうと思ったのです。


スタート時間は他の大会よりもちょっと遅めだったので、
朝食を摂ってから結構時間が空いてしまい、
お菓子をつまんだりして過ごしていました。
ウォーミングアップをしようとしてちょっと走ったら
すぐ脚に疲れを感じてしまったので、
「これはまずいな」と思って最小限に留めることにしました。
体調としては何も悪い所はなかったのですが、
肉体的には疲労が回復し切れていない感じがあって、
良い走りは期待出来そうにないと思いました。
せめても準備運動を念入りに行い、
全身の筋肉をよく伸ばすことを心掛けました。
しかし、スタート直前になって右腰に張りを感じ、
改めて肉体的な調子はあまり良くないなと感じました。

スタートの号砲が聞こえてからしばらくは
予想通りというかいつも通りその場から微動だに出来ず、
案の定スタートラインに達するまで約3分掛かりました。
腕時計にストップウォッチ機能は付いていなかったので、
号砲時刻とスタートライン通過時刻を覚えて計測しました。

今回はトマティ氏と一緒に走ったということもあり、
少しオーバーペース気味で走り始めました。
最初のうちはマイペースを心掛けようとしたのですが、
すぐに「自己ベスト更新のためには辛くても
多少ペースを上げるしかない」と思い直しました。
練習の段階から彼の方が速いのは分かっていましたし、
ペースを私に合わせて落としてくれているのも感じたので、
最終的に勝てないのは仕方ないとしても、
可能な限り食らい付いて行こうと思いました。

マラソン中は腕時計ばかりが気になりました。
タイムを意識するあまり体内リズムを感知することが出来ず、
ペース配分が全く分からない状態で走っていました。
タイムに追われるというプレッシャーと、
オーバーペースから来る脇腹の痛みと闘っていました。
コンディションが良く精神的にも楽に走れた昨年11月の
つくばマラソンの時とは全く異なり、
最初の2kmを走ったかどうかという辺りで既に
体が悲鳴を上げ始めていました。

今回は肉体的よりも精神的に相当辛いレースとなりました。
理想から言えば折り返し点へ25分くらいで行ければ
自己ベスト更新が現実的に思えたのですが、
折り返し点が見えてきそうでなかなか見えず、
実際にはスタートラインから30分近く掛かってしまい、
後半はペースが落ちることが必至だと思われたので、
この時点で、公式タイムとして1時間を切るのは
やはりかなり厳しいなと思いました。

強い日差しのせいで日向はかなり暑かったのですが、
後半は日陰の所が多いので薄手の長袖で走って正解でした。
毎回、この日陰との極端な温度差が身に応えていたので、
半袖にすべきかどうか悩んだ末に長袖を選んだのです。
でも、今回は風があまり寒くなかった分ちょっと暑かったので、
半袖でも大丈夫だったかもしれません。

後半はそれこそ目標達成のための残り時間との闘いで、
沿道の観客の目を気にして余裕の表情を作ることも出来ず、
歯を食い縛ってペースを落とさぬよう必死の形相でした。
給水ポイントが相当待ち遠しく感じました。
喉が渇いていたというよりはなかなか給水ポイントに
辿り着けないことが精神的に苦しかっただけですが。
つくばマラソンの時に飲み過ぎてしまったので、
今回は給水しすぎてペースが乱れないよう気を付けました。

5km通過ポイントと折り返し点以外は、
今自分が何km走っているのかが全く分からず、
しかし経過タイムだけは手元で把握出来ていたので、
ひたすら精神的に応える暗中模索のレースでした。

そして、7km付近までは何とかトマティ氏から離されまいと
無理して付いていたのですが、
段々無理が利かなくなってきて
このままでは最後まで持たないと悟り、
記録更新の望みを最後まで繋ぎ止めるのを優先させるため、
とうとうトマティ氏との勝負は諦めて身を引くことにしました。

45分が経過しても残り1kmの看板が見えず、
「50分を切るなんて俺には到底無理だな」と思いました。
「速く走れる人たちとは体の作りが違うんだ。
所詮、元々走るのが苦手な俺には厳しいハードルだ」
とその世界の違いを痛感しました。
そして、苦しさを感じれば感じる程、
「フルマラソンなんてやっぱり俺には無理だ」と思いました。

号砲から50分が経過してもまだ残り1kmの看板が見えず、
大体1km走るのに6分掛かると考えると、
いよいよ公式タイム1時間切りは厳しくなってきました。
「やはり大幅な記録更新は望めないのか?
またしてもネットタイムで1時間を切れるか切れないかの
微妙な結果に終わってしまうのか?
これが最後の10kmかもしれないのに。」
そんな自問自答が脳裏を過(よぎ)りました。

苦しさからふっとペースを落としそうになる自分に鞭を打ち、
足だけは兎に角前に踏み出し続けようと堪え続けました。
背中が疲れてきて強張(こわば)り、前掲しそうでしたが、
何とか正しいフォームを意識し続けました。
すると、スタートラインからの実質タイムでも
50分が経とうとした丁度その時、
遂に「9km」という看板が目に飛び込んできました。

もう一度時計を見ました。
「ここから6分掛かったとしても56分ちょっと。
自己ベスト更新はほぼ間違いない。
公式タイムの1時間切りも行けそうだぞ、よし!」
一転して目標達成が濃厚な位置に居ることが分かり、
私は小さくガッツポーズをしました。

泣いても笑ってももうこの1kmしかないので、
ちょっと長めのラストスパートを掛けました。
気持ちと足の動きが噛み合わず、
ペースを上げようとすればするだけ
体を制御出来る限界を超えている感じがしましたが、
1秒でもタイムを縮めようとがむしゃらに走りました。
残り1kmや500mがかなり長く感じられました。

遂に運動公園へ飛び込んでゴールゲートが見えた時、
ようやくプレッシャーから全てが解放される思いがしました。
ゴール傍に設置されたタイマーは58分台を表示していました。
それを見てまた小さくガッツポーズをしました。
結果は、公式タイムがそのまま58分台で目標の1時間を切り、
ネットタイムも調子の良かった前回よりも2分以上速い
55分台を叩き出すことが出来ました。

昨年か一昨年か忘れてしまいましたが、
「目標は取り敢えず55分を切りたい」と掲げたことがあり、
けれどもそう公言するのも憚(はばか)られるくらい
その後はぶっつけ本番などのレースが続いて結果を出せず、
いつしか口にすることも目標に定めることも
なくなってしまいましたが、
今回、あとちょっとでその目標さえも
達成出来る所まで行けました。
ここまで来たら55分を切るのは勿論、
50分の壁も出来れば破りたいという欲も出てきましたが、
果たして今後10km走るのかどうかはまだ未定です。
09012657010




今回は全く余裕のないレースでしたが、
タイムを把握しながら走ったことで、
まずます納得の結果が出せて良かったです。
55分を切れていれば尚良かったですが。
ちょっと不完全燃焼な感じは残っているんですよね…。

※おまけ(戦利品)
09012657012

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コメント

立派です、55分台…
今回はトマティーさんのおかげもありますね。
自信を持って先に進んでください。

投稿: 笑 | 2009年1月30日 (金) 07時02分

ありがとうございます。
全然自慢は出来ないんですが、自分なりに結果が出せたことは良かったです。

投稿: メークイン男爵 | 2009年2月 1日 (日) 01時59分

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