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2009年2月 8日 (日)

導火線に火が付いた・4

大型特殊自動車と聞くと、
ホイールクレーンやロータリ除雪車、大型トラクタ、
あるいは道路工事に使われるロードローラのような自動車が
何となく思い浮かぶのではないかと思いますが、その通りで、
これらのように特殊な構造を持ち、特殊な作業に使われる
小型特殊以外の自動車のことを指します。

ではこの免許で一体何が出来るのかと言うと、
これらの自動車で一般道を走行することが可能になります。
ですから、クレーン車や除雪車の操縦方法を
教わる訳ではありませんし、
それぞれの自動車で実際の作業を行うには、
車両系建設機械運転技能講習やフォークリフト運転技能講習
などといった講習を受けて修了証を所持する必要があります。

大特免許はあくまで道路を走行するために必要な免許であり、
これさえ持っていれば作業自体は出来なくても、
例えば車両を工事現場へ移動させることは出来る訳です。
逆に、各種技能講習修了者であれば、
一般道は走れなくても現場での作業は出来る訳ですから、
どちらが大事かと言われたら恐らく後者だと思います。
しかし、作業上の制約を受けないためにも、
どちらも持っていた方が融通が利くのは明白です。

…と、こんなことを書いていると、
如何にも私も工事現場で働いているかのようですが、
私が実際に使う機会はほとんどないでしょうね。
後でもし取らなければならない状況が来た時に備えて、
今のうちについでに取っておこうと思ったまでです。


乗り始めは何かと感覚が違うので少し手間取りました。
大特教習車のステアリングにはフォークリフトと同様に
左手だけで回せるように取っ手が付いていて、
しかも油圧式と言って普通車のハンドルと違い、
真っ直ぐ走っている間にも勝手に少しずつ回ってしまうため、
車体がぶれて(蛇行して)しまわぬよう
常にステアリングの回り具合に合わせて微調整せねばならず、
気が抜けないので疲れました。

あと、それまで中型車や大型車で
散々大きな内輪差を気にして曲がっていたのが一転、
大特の教習車が中折れ式などと呼ばれる小回りが利くタイプで
ほとんど内輪差が生じないため、
左折時は左のタイヤが路側帯から1m以内を通るように
しなければならないのですが、
最初はつい大回りしてしまいがちでした。

また、ギアチェンジを気にしなくて良いように
走行速度のシフトは固定されていて、
アクセルペダルを所謂(いわゆる)ベタ踏みしても
時速20km出るかどうかだったのですが、
ただでさえ乗り心地が良いとは言えない上に
走行中はアクセルはベタ踏みの状態が基本だったので、
低速ギアで無理矢理引っ張っているせいか
相当エンジンが唸ってやかましかったのは勿論のこと、
教官との会話や指示までもが聞き取り辛く、
2時間も乗った後は妙に体力を消耗し体中が疲れました。
しかも教習中アクセルを踏んでいる右足にずっと
かなり振動を感じ続けていて麻痺状態になっていたのか、
帰る時に自分の車を運転していると、
アクセルを踏んでいる感覚がないくらい軽く感じてしまい、
踏み加減が分かり辛いという問題もありました。

そんな変わり者の大特自動車でしたが、
大型自動車で散々教習所のコースに慣れたこともあり、
中型や大型免許のように大して難しい項目もなかったので、
すぐに運転感覚に慣れてしまいました。
元々6時間という短い教習時間でしたが、
それすら多いと感じるくらい余裕でマスターしてしまい、
最後の2、3時間はほとんど教官に注意される箇所もなく、
ずっと世間話をしていたようなものでした。
そして、年末の時期だったこともあって
短期間に配車予約を詰め込んだので、
1週間も掛からずに第2段階のみきわめまで終わりました。


ところが、教習所がそのまま年末年始の休みに入ってしまい、
卒業検定だけ残して越年することになってしまいました。
抑(そもそも)、大型の教習を受け始めた頃に
年内に終えられるかどうか際疾(きわど)いなと思っていたので、
もし大特まで終わっていれば出来過ぎだったとは言え、
昨年内に卒検までクリアしてすっきりとさせてから
気持ち良く新年を迎えたかったのですが、
何とも中途半端な状況になってしまいました。
それに、短期間で教習を受け終えたこともあって、
卒検を受けるまでの間隔がそれ以上に空いてしまうのは、
感覚を忘れそうでちょっと嫌なものがありました。

しかし、この年末年始休暇を挟んだことで、
がむしゃらに年末まで突っ走り続けていた自分に
ゆっくりと冷静に考える時間が与えられることになり、
結果的に私に大きな心境の変化をもたらしてしまったのです。

最初は「年内に卒検が受けられるように日程を考えて、
無理にでも予約を入れれば良かった」と悔やみました。
過ぎたことはどうにもならないのですが、
何日かはそのことでもやもやしていました。

でも、そのうち色々考えている中で気が変わってきたので、
ちょっと視点を変えてみました。
「卒検だけ次の年に持ち越しになったのは、
次への布石を残すためなのかもしれない」と。
もし切り良く年内で終わっていたらさっぱりして
もうそれきりだったと思いますが、
ひょっとするとこれは何か意味があるのではないかと。

その辺の詳細に関してはまたこの次書くとして、
年明けに行われた卒検では恐れていた通り、
あれだけ教習中は完璧だったにも拘わらず、
間隔が空いてしまったことで運転がぎこちなかったことと、
バケット(土や土砂などを掬(すく)って運搬する部分)を
必要(地面から50cm以上なら良い)以上に持ち上げすぎ、
停止線の位置が運転席から見難くなって苦戦するなど、
教習中の方が余程うまく運転出来ていたのですが、
他は基本に忠実に運転出来たので何とか合格出来ました。
でも、それまでのようにその日のうちに
免許交付は受けませんでした。

(つづく)


☆★ヘルシオーレ!メモ★☆
・水泳:約1時間、2050m。久し振りに1時間、2000m以上泳いだ。腹筋を意識してみたが、却(かえ)ってバランスを崩して掻く力に頼ってしまい肩を酷使した気がする。25m潜水を3本泳いだ(うち2本は連続)。
・腹筋:10回×3。

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