« 花粉症を防げ | トップページ | (“Healthiole!” Memo Only) »

2009年2月20日 (金)

導火線に火が付いた・5

年明け早々に大特の卒検にめでたく合格した私ですが、
既に頭の中では次の計画が動き出していました。

実は中型や大型免許の教習を受けている時から、
「この後他に何か(免許を)取る予定はないの?」
というようなことを何人かの教官から聞かれたのですが、
何を受けるにもお金と時間が掛かりますし、
第一、当初は大型免許という最終ボスを倒せるかどうかが
自分では全く予想も出来ない一番の心配事だった訳で、
大型ですら仕事で使う機会があるかどうか分からないのに、
それ以上に使う機会がなさそうな他のサブキャラのことなど
端(はな)から興味も関心もありませんでした。

ましてや、教習所に通い続けるというだけでも
軽い軟禁状態に遭っているような感じがして
精神的にはかなりストレスになっていたので、
一刻も早く呪縛から解放されたい一心だったので、
「いや~、そんなにやる程お金もないですし、
(免許を)取っても使う機会ないでしょうからねぇ」
などと毎回その可能性は否定していました。
その頃は本当に全くその気はありませんでした。

けれども、中型の限定解除審査の時や大型の卒検の時に
大特の卒検を受ける方が居て少し気になったことが元で
結局ついでのつもりでそれも受けることになりましたし、
今度はその大特の教習を受けている時に
ある教官と世間話や免許の話などで盛り上がり、
彼の話を聞いているうちに他の免許にも興味が湧いてきて、
少しずつ私の心の中に揺らぎが生じ始めました。

やはり彼にも「この後は何か他にやらないの?」と聞かれ、
「少し前に、最初は同じように大型だけを取りに来た方が
居たんだけどどんどん他のも取ってっちゃって、
結局その人は取れる免許は全部取ってっちゃったね。」
という逸話を聞かされました。
ただ、この話自体はそれ以前にも
別の教官から聞いたことがあったので、
この教習所では結構有名な話なのかもしれません。

が、興味深いのはその後に聞いた初耳の話で、
彼は時々運転免許試験場にも行くらしく、
実体験に基づく零(こぼ)れ話をしてくれたのですが、
現在、教習所で取れない免許というのが2つだけあり、
「大型特殊二種」と「牽引二種」という免許に関しては、
免許試験場での技能試験(通称「一発試験」)に
受からないと取得出来ないとのことだったのですが、
過去の教習生の中には大特(文中ではこう略していますが、
厳密には大型特殊一種免許です)をここで受けて取得し、
その後試験場で一発で大特二種を取った方が居たそうです。
試験車の車が教習所のものとはちょっと異なるものの、
合格ラインが80点以上(一種は70点以上)ということ以外は
試験内容は一種とそんなに変わらないと教えてくれました。
「この後、チャレンジしてみるのも良いんじゃないですか?
大特二種が必要な車自体が日本に数台しかないらしいんで、
完全に「趣味」になってしまいますけど。
まぁそれに(大特二種と言っても)二種は二種ですから。」

いずれは消滅してしまうかもしれない
必要性の極めて低いレアな免許ということだったので、
折角教習所で色んな正しいルールをもう一度叩き込まれ、
しかも大特に至っては不安要素がほとんど皆無だったので、
ここまでやったからには学んだことが本物か試す意味でも
受けてみようかなと思いました。
「『一発試験』に合格するのは極めて難しいとは聞くけど、
教習所で覚えたことを出し切れれば受かる筈だし、
何も恐れることはない」と思いました。

それに受験料は免許交付料を入れても6,000円そこそこで、
教習所に何万円も十何万円も払ったことからすれば、
「それくらいなら受けても良いな」と思いました。
卒検だけ年明けに持ち越しになってしまったことを
最初は嘆いていた私も、
「大特二種を受けるための感覚やモチベーションが
維持出来て却(かえ)って好都合なのかも」
と発想を転換して前向きに考えるようにしました。

ということで、年明け早々に大特二種にも挑戦しようという
気持ちは固まってきていたのですが、
それでも、昨年末までは大特一種の卒検に合格したら
もう教習所通いは終わりにしようと考えていました。
中型や大型の教習中に何人かの教官から
「中型を取りに来て最終的に4点セット(中型・大型・
大特・牽引)をやっていく人が結構居ますね。」
などと言われたことがあったのですが、
牽引まで受ける気はさらさらありませんでした。

確かに、大型を取得した後街中を走っていると、
「こういう大型トラックも運転出来るんだもんなぁ。
本当に運転して良いのか実感がないなぁ。」
などと思ったりする一方で、トレーラーを見掛けると、
「これは今の所持免許では運転出来ないんだよな」と、
雲の上の存在だった大型を取得したにも拘わらず、
まだ運転出来る車種に制限があることは、
多少なりとも気にはなりました。
「でも、実際トレーラーなんか乗らないだろうしなぁ…。
それにもう少し教習時間が短くて、料金も安ければ
やってみても良いんだけどちょっとこれは厳しいよなぁ。」
と教習料金表を見ながら思っていました。

シリーズ3でも書いたように、卒検に受かったその日のうちに
次の教習を申し込む「連続教習」だと、
本来5万円前後掛かる入会金が免除になるのですが、
一度卒業して時間を置いてからまた他に別の教習を
申し込もうとすると新たに入会金を払わねばならないので、
やるなら一気にやった方がお買い得だという頭があって、
大特の卒検の日までが結論を出すタイムリミットでした。

ですから、もし昨年内に大特の卒検まで終わっていれば、
私は今頃はもう完全に教習所を卒業していたと思います。
しかし、年末年始を挟んでしまったことで、
じっくり考慮する時間を与えられてしまったのです。
結果としてこの間にすっかり気が変わってしまいました。
「やっぱりここまで来たら、勢いでやってしまおう」と。
「制限があることが後になっても気に掛かって、
『やっぱりあの時やっておけば良かったかも』
などと後悔するくらいなら最初から挑戦しよう」と。

しかも、そんなことを考えているうちに、
「あわよくば牽引二種も挑戦してみようかなぁ。
大型二種も出来るならやってみたい気もするなぁ。」
などと段々欲が出てきてしまいました。
そう、いつの間にか本格的に
やる気の導火線に火が付いてしまったのです。


ということで、大特の卒検に合格した時には、
私の腹の中では「大特二種の試験を受けることと、
連続教習で牽引にも挑戦すること」は決まっていました。
では、何故すぐに大特一種免許の交付を受けなかったか
シリーズ4の意味深な最後の一文参照)と言えば、
免許交付料は1車種だと2,100円なのですが、
2車種以上だとこれに200円ずつ上乗せされるというのです。
つまり、2回に分けて行けば4,200円掛かる所が、
2車種同時に申し込むと2,300円で済む計算なのです。

ただ、教習所卒業の場合は
卒業証明書の有効期限内であれば
何車種でもまとめて申請することは可能ですが、
試験場で一発試験を受ける場合だと
受かった時点でほぼ強制的に免許交付の手続きに入るので、
一日に2車種くらいは受けられたとしても、
実際は3車種以上まとめて申し込むことは厳しいのかなと。
それに、教習所卒業の場合でも、
申請を忘れてうっかり期限が切れてしまおうものなら、
折角の努力が水の泡と消えてしまうので、
普通はなるべく早めに免許証に起こそうとすると思うので、
あんまり溜め込んで申請する人は居ないと思います。
まぁそれ以前に、そんなに短期間のうちに
何車種もの免許を取る人も少ないでしょうが。

でも、私の場合は既に大特二種も受ける気だったので、
「どうせなら大特一種と同時に交付申請出来れば、
少しお金を浮かせられるかな」と考えたのです。
「そんなに頻繁に何度も免許証を書き換えて貰うのも
手間ばかり掛かってお互い面倒かな」と思ったのもあって、
初めて二車種まとめて申請してみようと考えました。
この時、ちらっと「もしうまくいかなかった場合」
というシナリオも考えたのですが、
多分何とかなるだろうと気楽に考えてしまいました。
しかし、この判断は痛恨のミスでした。

わざわざ日を改めて試験場に行き、
大特二種の受験申込みをすると同時に
大特一種の免許交付も合わせて申請しようとすると、
「違う車種の場合ならそれも可能ですが、
同じ車種の一種と二種を同時に申し込むとなると、
二種は一種の上位免許なので一種も含んでいることになり、
一種を申し込む意味がなくなりますので、
先に一種だけ交付申請して頂くか、
一種はなかったことにするということになりますね。」
という説明を受けました。
普通に考えてみれば分かりそうなものですが、
説明を受けるまで全く考えても居ませんでした。
やっぱり変わったことはするもんじゃないと思いました。

そして、突如私は難しい決断を迫られました。
というのも、学科試験が免除されている方の場合は
技能試験だけ受ければ良く、
その予約自体は毎日出来るようなのですが、
二種免許の学科試験から受験しなければならない私の場合、
試験日当日の朝の受付時間内に申し込まねばならない上に、
普通免許なら平日は毎日受験出来ますが、
大特などは試験を実施する曜日が決められていて、
大体週に1回か2回しか受けられないことが多いのです。

ですから、この時もわざわざ試験日に合わせて
二種の申し込みをしに行ったので、
この日に一種免許交付を優先してしまうとなると、
二種の申し込みはまた来週以降に
持ち越しとなることを意味していました。
かと言って、折角教習料金と時間を掛けて手にした
卒業証明書をただの紙っぺらにしてしまうのは、
あまりに切なすぎました。

免許証の取得日が記載されている欄は、
最初に該当免許を取得した日が印字され、
それ以降に他の該当免許を新たに取得しても
この日付は上書きされないということは、
既に中型や大型を取得して分かっていましたので、
もし今回大特二種に受かれば、
その受験日が初めて受けた二種免許の取得日として
「二種」という所に印字され、
失効しない限りは永遠に残るものだろうという
予測は付いていたので、
語呂合わせや数字に拘りのある私は、
いつ受験しようかということまで考えていました。

勿論一発で受かるとは限らないので、
「保険」を掛けておく必要はあるのですが、
かと言って一回で受かるかもしれないので、
迂闊に適当な日に様子を見てみるという訳にもいきません。
そこまで考え抜いて私は受験日を決めたのです。
それを簡単に翌週以降に持ち越す訳にもいきません。
日付を取って一種を捨てるか、
一種の申請をする代わりに別の日取りを考えるか。
かなり迷いましたがやはり一種を申請することにしました。
「こんなことなら、一種だけすぐに申請しておけば良かった」
と悔やんでももう後の祭りでした。

カレンダーを見てみたのですが、
今年はなかなか私のお眼鏡に叶った日取りがなく、
かと言ってあまり先延ばししてしまうと、
大特の感覚を忘れてしまいそうな気がしましたし、
いつまでも中途半端なままにしておくのは
結構精神的に応えるものがあるので、
妥協してそこそこ良さそうな日に受け直すことにしました。
かくして、この日は大特一種だけ申請して帰ってきました。

(つづく)


☆★ヘルシオーレ!メモ★☆
・水泳:約25分、1000m。今日は時間がなかったので1000mは泳げなそうだなと思ったが何とかぎりぎりで泳げた。最初の25mは潜水。今日は恐らく入会以来初めてだと思うが、全てクロールだけで泳いだ。フリップターンも使った。

|

« 花粉症を防げ | トップページ | (“Healthiole!” Memo Only) »

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 導火線に火が付いた・5:

« 花粉症を防げ | トップページ | (“Healthiole!” Memo Only) »