« (“Healthiole!” Memo Only) | トップページ | (“Healthiole!” Memo Only) »

2009年5月 5日 (火)

HHアウェイ観戦記2009-甲府戦-

ホーリーホックのホーム戦に2戦連続で行けなかった私は、
2つの大きな出来事に立ち会うことが出来なかった。
まず4月26日の方はFW荒田選手がハットトリックを達成。
J2リーグ戦では通算71回目(今季1回目)、
水戸ではアンデルソン選手(2006年5月)以来2人目で、
これで得点ランキングも単独首位に立った。
因みに、約3年前にアンデルソン選手が記録した時も、
ホーム戦だったが欠席して見逃している。
この試合は、約3年近く続いた皆勤賞が始まる直前の、
最後に欠席した試合でもあった。

続いて3日前のホーム戦では、
JFL時代の1999年から水戸のゴールを守り続け、
今季で11年目になるチーム最古参のGK本間選手が、
史上7人目となるJ2通算300試合出場を達成した。
更にこれは水戸での出場だけで積み上げた記録でもあり、
J1に出場経験のない選手としては史上初の快挙という。
そんなチームの顔である本間選手のメモリアルゲームを
観に行けなかったのはかなり歯痒かった。

更にもう一つ言えば、この3日前の試合で、
今季9得点目を決めて独走態勢を築き始めた荒田選手が
この得点と引き替えに全治3ヶ月の骨折に見舞われるという
あまりにショッキングな出来事も起こってしまった。
昨季終盤は相手に研究され得点が激減したが、
今年は更なる進化を遂げここまで好調を維持してきた。
相手にとっては荒田選手が水戸に居るというだけで、
如何に彼を封じられるかが大きな鍵を握ることとなり、
対策に労力を割かざるを得ない脅威の存在だったと思う。

それだけに、エースストライカーが抜けることは、
単に得点力の低下が懸念されるだけではなく、
今季の水戸の稀に見る好調ぶりを支えてきた
様々な要因に影響を及ぼす恐れがあった。
持ち前の得点への嗅覚に加えて献身的な守備も魅力だった。
ただでさえ戦力の拮抗するJ2において
J1昇格争いに踏み止まるだけでも大変なことだが、
今季は51試合という長丁場を戦い抜かねばならず、
まさにこれからが本当の戦いという所での彼の長期離脱は、
登録選手の少ない水戸にとってはかなり痛手となった。


こうした流れや荒田選手離脱の緊急事態を受けた私は、
急遽アウェイ・甲府戦に応援に行くことを決意した。
以前から甲府にはドライブで行ってみたいと思っていたし、
最近は長距離ドライブをしていなかったので、
行けるものなら行ってみたい試合ではあったのだが、
例年GW中は田植えなどで休みが分断され、
あまり遠出出来ないことが多いので完全に諦めていた。
しかし、今年は田植えが例年より早いGW初日に終わったので
(代わりに3日前のホーム戦を欠席する羽目になったが)、
久し振りにゆっくり過ごせることになり今回の運びとなった。

それでも直前まで行くべきかどうか悩んだ。
例年ならGW中の公共機関や高速道路の混雑振りを
他人事のようにニュースで見ている立場だったが、
今回は自らその激流に飛び込もうと言うのだから、
わざわざ回避出来る困難に立ち向かうのもどうかと思ったし、
何と言っても今年は「ETC利用で高速料金上限1000円」効果で
余計に各地で渋滞が引き起こされているという話だったから、
そんなニュースを見て怖じ気付いたのも無理はなかった。

だが、最後はこの折角のチャンスを生かすことにした。
自分の運転で出来るだけ遠くまで行ってみたい私としては、
山梨辺りで「遠い」などと音を上げている場合ではないのだ。
実際、今回は日帰りで行ったが往復で490km余りと、
仙台や山形に比べれば意外に近かった。

行きは堀切JCTで渋滞に捕まりそうになり、
東池袋方面へ回避したが
結局板橋JCTで5kmの渋滞に嵌まった。
先が読めないので不測の事態に備え、
中央自動車道の石川PAで休憩&昼食にしたが、
全般的に車の台数が多く混んでは居たものの、
所々ノロノロ運転になったり止まりかけた他は
おおむね流れていたので良かった方だと思う。

開門の16時よりも何時間も前に試合会場の
山梨県小瀬(こせ)スポーツ公園陸上競技場に着いたが、
公園内の駐車場及び隣接の臨時駐車場は既に満車で、
数年前は笠松の第4駐車場もこんな風だったなと思い出した。
小瀬スポーツ公園の敷地自体が相当広いので、
周辺の臨時駐車場に駐めたが競技場まで結構歩かされた。
ひたちなかの臨時駐車場の方が余程近いなと感じた。

また、出発前に雨が降るという予報をネットで知ったものの、
降っても多分大した雨にはならないだろうと思っていたのに、
午後からかなりみっちり降り続いたのには参った。
テレビで詳しい解説付きの予報を前以て見ていたら、
出掛ける気を殺(そ)がれていた可能性は否めない。
だから、普段なら雨中での観戦になりそうな時は
しっかりと対策の準備をしてから行くのだが、
今回は状況を軽んじて簡単な対策しかしなかったせいで、
キックオフ前から既にズボンが濡れて気持ち悪くなるなど、
これで負けて帰ったら惨め過ぎるという状況が整った。
09050513007




(▼この電光掲示板はこの試合を以て運用を終了し、
8月から大型映像装置に生まれ変わるそうである。)
09050513005




試合前、スターティングメンバーが明らかになった時点で、
水戸サポーターからちょっとしたどよめきが起こった。
中2日で4連戦という過密日程の最中に荒田選手が離脱し、
選手をもっと大事に使うべきだったと反省していた監督が、
その最終戦となる今節は連戦の疲れなどを考慮し、
メンバーの大幅な入れ替えの可能性も事前に示唆していたが、
ここまで思い切って替えてくるとは思っていなかったからだ。

開幕からMFとしてトップ下で起用し続けた遠藤選手を
本来のFWに戻して吉原選手と2トップを組ませ、
これまで攻撃の起点になっていたFW高崎選手や
MF菊岡選手をベンチスタートにさせたことや、
これらの影響でいつもは交代で起用されていたMF陣が
同時にスタメンに名を連ねた点などは
まだそれ程驚きはしなかったが、
MF森選手を先発で、しかもDFとして起用したことや、
DFの小澤選手とキャプテンでもある大和田選手を
ベンチ入りすらさせなかったオーダーは大胆過ぎた。

その結果、DF陣4人のうち3人が入団1~3年目の若手で、
DF登録のリザーブも全く居ないという状況になったり、
ほとんど公式戦に出場していない選手がベンチ入りするなど、
今季ここまである程度固定しつつあったパターンを
思い切り弄(いじ)くって試そうという意図がはっきり見えた。
選手達の能力は信じているが正直言って不安を覚えた。

何しろ、相手はすぐ上の4位に着ける甲府。
しかも、ベストメンバーが戻ってきたというから、
大胆なオーダーを試すにはあまりに危険過ぎた。
かと言って5月は月別で最多の7試合が組まれ、
上位陣との連戦が続くことを考えれば、
今後に備えてあらゆる方向からベストを尽くすために、
試さざるを得ない状況に追い込まれていたのも事実だろう。
無残な結果にならないことをただ祈るしかなかった。


試合は序盤から甲府に攻め込まれ続けた。
プレスを掛けようとする姿勢がほとんど感じられず、
ひたすら受け身に回り続けたため、
観ている方としては心臓に良くなかった。
守備をしっかりやろうという意図なのだろうなと思ったが、
それにしてもハーフウェーより手前ばかりが密集していた。

やっと持ち前の積極的な動きを見せ始めたのは
前半30分頃になってから。
しかし、お互いチャンスを作りながら前半は0-0で終えた。
もっと点を取られてもおかしくなかっただけに、
無失点で折り返せたのは大きいと思った。
実際、このカウンター戦法はプラン通りだったらしい。

ところで、ハーフタイムに入った頃には
私は膝から下が完全にびしょ濡れになっていて
ズボンが脚に張り付いていて気持ち悪かったので、
出来ればじっとして動きたくないくらいだった。
靴の中も明らかに浸水してきているのが分かった。
大した濡れ方でなければ抵抗する気にもなれるのだが、
ここまで濡れてしまうと諦めるしかなかったので、
もう後半もこのまま気持ち悪さなど無視して
応援することだけに集中しようと
半分自棄糞(やけくそ)になっていた。


後半に入って反撃に出始めた印象だったが、
高さがあって競り合いに強い高崎選手が居ないせいか、
前線でボールを収められていない印象があった。
「こりゃ早い所高崎選手を入れないと持たないぞ」
と思っていたら後半15分にようやく投入された。
すると、思った通り前線でボールが収まるようになり、
攻撃に厚みが生まれてきて雰囲気が変わった。
それに連動して全体的に動きも良くなってきた。

そして、遂に後半23分に高崎選手のヘディングシュートで
先制点を挙げることに成功した。
いつ甲府に先制されてもおかしくない展開だっただけに、
この展開で先制点を取れた意味は大きかった。

しかし、その後多少守備がばたつく場面があり、
落ち着きがなくて何だか危なっかしいなと思っているうちに
うまく隙を突かれて僅か3分後に同点にされてしまった。
苦労してやっと点を取ったのに一瞬で振り出しに戻された。
これで再び水戸の方が劣勢になったように感じられた。
まだ時間が多く残されていたので尚更そう感じた。
でも、選手達は最後まで体を張って
それ以上の失点は許さなかった。

リードした後の失点さえ防げれば
勝てた試合とも言えるだけに、
終了のホイッスルが鳴った瞬間はちょっとがっくりした。
でも、トータルで試合を振り返れば運良く失点しなかった
シーンもあった訳だし失点のシーンは相手もうまかったし、
その辺は紙一重の所なのでやむを得ない気もする。
(水戸にも何回かバー直撃の惜しいシュートはあったが)。

無失点に抑え、勝てていれば一番良かったし、
今季の3分けはいずれも追い付かれての引き分けなので、
「逃げ切れていれば」という悔しさはあるが、
この試合に関しては期待以上の結果を残してくれたと思う。
それに、後で監督の談話で知ったことだが、
吉原選手の体調も相当悪かったらしい。
苦しい状況の中で勝ち点1を掴んだのは確かに大きかった。
欲を言えば切りがないがまずは労いたいと思う。


結局雨は弱まることを知らずしっかり降り続けたので、
もう帰る頃にはジーンズの太股から下は完全に濡れ、
靴の中も水に浸したかのように濡れてしまっていた。
ナイターだった割には決して寒くはなかったが、
濡れた物が纏(まと)わり付くのは冷たくて気持ち悪かった。
試合後、公園の出口を間違えて広い園内を
無駄に半周くらい遠回りしてしまった。

着替えは大体持っていたが靴だけは替えがなかったので、
談合坂SAに寄って休憩した際は、
脱いでいた濡れた靴をまた履いて食事などをした。
その後は守谷SA辺りでもう一回休むつもりでいたが、
心配していた渋滞もほとんどなく、
一刻も早く家に帰って落ち着きたかったこともあって、
談合坂SAを出てからはノンストップで帰った。
雨に見舞われて大変な遠征ではあったが、
無事甲府へ行って帰って来られたので、
また一つ大きな経験が出来て良かった。

▼第13節:△1-1(前半0-0)、勝ち点24(第5位)

|

« (“Healthiole!” Memo Only) | トップページ | (“Healthiole!” Memo Only) »

スポーツ」カテゴリの記事

コメント

うまくGWの最後にこの試合が組まれていたので私も参戦できました。
去年の0-2でダメージを受けていたので、甲府は嫌いだ!行きたくない!という思いもあったのですが、今年の目標のためには。(笑)

すごい雨でしたね。
私はホテル泊だったんですけど、ズボンも靴も替えがなくて、ドライヤーで乾かしたりしました。

雨というと試合は思いがけないほうに行きます。
今回はまずまずのほうに動いたかな。
最後の猛攻撃をよく防いでくれたので勝ちに等しい引き分けかなと感じました。
コージさんが素晴らしかったですね。

投稿: ほ~り~っ子 | 2009年5月10日 (日) 06時41分

結果的には思った通りの雨対策をしておくべきだったなと後悔しました。
もう開き直るしかないくらい濡れましたけどね。
帰りは靴が濡れてて気持ち悪いので
裸足でアクセルとかブレーキ操作してました。
第4駐車場の存在には気付きませんでした。
帰りは超ブラックなコーヒーを飲んでいたので、
あまり眠くならずに帰れました。

投稿: メークイン男爵 | 2009年5月10日 (日) 19時10分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: HHアウェイ観戦記2009-甲府戦-:

« (“Healthiole!” Memo Only) | トップページ | (“Healthiole!” Memo Only) »