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2009年7月25日 (土)

HHスカパー!観戦記2009

今日はアウェイでホーリーホックの試合が行われた。
今季に入ってアウェイ戦の模様をひたちなか市の
「ニューポートひたちなかファッションクルーズ」などで、
「パブリックビューイング」と称して大型スクリーンで流す
企画が継続的に行われるようになった。
こういう企画はどんどんやって頂いて、
チームを市民に広くアピールする場を増やして欲しいと思う。

私がスタジアムに行けない時は結果は気になるものの、
観ていると心臓に悪いので、
普段はダイジェストを観るだけで済ますことが多いのだが、
今日はこのパブリックビューイングに行こうかなと思った。
しかし、気付いたらキックオフの時間が過ぎてしまったので、
結局前半はネットで得点経過だけをチェックし、
1-0で折り返したので後半から久し振りに
スカパー!で観戦することにした。

いつも以上に試合が気になってしまったのには訳がある。
時間が空いていたというのもあるのだが、
現在7位の水戸は勝ち点では5位と並んでいるのだが、
如何せん得失点差で大きく差を付けられている。
そして今日は6位の相手との直接対決とあって、
ここで勝ち点3を奪えるかどうかで、
なかなか順位が上がらない歯痒い状態から、
取り敢えず一歩前進出来るかどうか違って来るという訳だ。
その上、相手は目下10試合負けなしと、
水戸以上の好調さをキープしており、
激戦になることは必至だった。

先制したことでだいぶ楽にはなったと思うが、
それでも前半のハイライトを観ると、
怒濤の攻撃を食らい続けていたようで、
凄まじい激闘だったことが窺えた。
後半も本当に中2日なのかというような
俊敏な動きを見せる相手に対して、
水戸は守備に重点を置く展開を強いられていた。

守護神・本間選手を中心に守備も集中していたが、
相手の動きが冴えていたので、
1点のリードではかなり心許(もと)なく思えた。
しかし、機を見て時々攻め上がるなど、
押される展開の中でも追加点を奪いに行く
強(したた)かさは観られた。

まさに息詰まるような攻防戦が繰り広げられていたが、
思わぬところから追加点が生まれた。
後半14分にバイタルエリアまで攻め込んでいたが、
跳ね返された直後に主審が選手と接触し転倒。
一瞬試合が止まったようにも見えたのだが、
こぼれ球に素早く反応したMFキムテヨン選手が
駆け上がってきて迷わずミドルシュートを放ち、
地を這うような軌道でゴール右隅に突き刺さった。
水戸の全選手でここまで唯一全試合出場中のキム選手は
この日は後半からの出場となったが、
生まれたばかりの第1子の誕生を自らのゴールで祝った。

押される展開でよもやの追加点。
2-0となり水戸は断然有利になった。
少し相手の運動量が落ち始めたようにも見えたが、
ポスト直撃の惜しいシュートを打たれるなど、
意地と意地のぶつかり合う激しい展開が続いた。
この時もスローで見ると倒れ込んだ本間選手のスパイクに
僅かにボールが触っており、
もし当たっていなかったら決められていたところだった。
何しろ、ここまで5試合無失点で来ているのだから、
この試合でもそう簡単に失点は許したくない。

この直後、カウンターから一気に抜け出したFW吉原選手が、
止めに出て来たGKとの1対1から冷静にシュートを狙い、
無人のゴールマウスへ3点目のゴールを流し込んだ。
まさにピンチの後にチャンスが来るという
お手本通りの攻撃であっさりと追加点を奪ってみせた。

相手が早い段階で同点に追い付いていれば、
どっちに転んでいてもおかしくない展開だったが、
結果的にスコアでは3-0という差がついた。
この後も多少相手の運動量が落ちた時間帯はあったものの、
凄まじい気迫を剥き出しにしてパワープレーに出て来て、
後半32分には6試合振りの失点を食らってしまった。

これが反撃の狼煙となり勢い付かせると厄介だったが、
尚2点リードしている水戸は守備を固める作戦に出て、
全員が集中力を研ぎ澄ましてゴールを守り続けた。
一時期の水戸ならこれだけ猛攻を受け続ければ、
疲労から集中力が途切れる時間帯が出来て、
簡単に失点を重ねていそうなものだが、
チームとして成熟してきた実力を遺憾なく発揮し、
倍以上のシュートを浴びながらも3-1で守り切り、
7月を無敗(5勝1分け)で終えた。

しっかり仕留めた得点シーンも褒めるべきだが、
今日は猛攻に耐え抜いた守備の頑張りを褒めたい。
明日の上位5チームの結果待ちとなるが、
この1勝は今後の昇格争い参戦へ向け、
大きな勝利だったことは言うまでもない。
生観戦ではなかったが良い試合を観た。
そして今日もプールに行きそびれた。

昨季はとうとう叶わなかった勝ち点50の壁を、
今季は早くも30試合目で突破すると共に、
球団史上最多タイに並ぶ15勝目を挙げた。

▼第30節:○3-1(前半1-0)、勝ち点52(暫定第5位)

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コメント

菊岡くんが1点目を決めたときにゆりかごダンスを選手たちがやっていたのよ。
それでテヨンくんのお子さんが生まれたのが分かりました。
で、テヨンくんのときはやったのかなあ。
あのこぼれ球は真面目なテヨンくんだからゴールまで持っていけたのだと思います。
審判が転ぼうがなにしようが、試合が止まったわけじゃないのだからいいのです。
吉原さんのは華麗なるプロのゴールでした。

そうそう、鳥栖戦は守備陣の戦いでしたよ。
うちがダテに無失点記録をたててきたわけじゃないんだということがよく分かりました。
こーじは神になっちゃうし…笑

そういうホーリーホックですが、イエロー累積3枚が7人になりました。
ねえ、こーじさんが4枚目をもらったらどうなるんでしょ。(汗;)

投稿: ほ~り~っ子 | 2009年7月26日 (日) 16時53分

ハイライトでゆりかごダンス見ました。でも結局自分でも決めちゃったっていう…。テヨン選手はゴール後にかつての安貞桓がW杯でやったように、リングにキスして軽く天に拳を突き上げるような仕草をしてましたね。
一瞬、時計止めたのかなっていう「?」な空気が流れた時に、猛然と突っ込んで来ましたからね。あのゴールでだいぶ勇気付けられましたね。吉原選手の3点目も終盤でかなり効いてましたね。

中2日であれだけ死力を尽くしてるの見てたら、感動せずにはいられないです。やっぱ雨の中は強い。

ですね。コージの遅延行為とか勿体ないですね。あと20試合以上ありますからね。ちょっと3枚目貰うのが早すぎましたね。昨季はそのまま逃げ切りましたが。
テヨンもリーチかかってるんで全試合出場するならもう後がないですね。

投稿: メークイン男爵 | 2009年7月26日 (日) 22時24分

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