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2009年7月23日 (木)

HH観戦記2009 vol.11

ホーリーホックのDF鈴木和裕選手が
前々節のアウェイ戦でJリーグ戦通算350試合出場を果たし、
続く前節のアウェイ戦ではJ2通算200試合出場を達成し、
2週間振りとなった昨日のホーム戦(ナイター)の試合前に
表彰式が行われた。

2週間前と同じく試合前は雨も降っていたが、
試合中はほとんど雨の心配はなかった。
それにしても今季は雨模様の試合が多い気がする。
この日も水溜まりにはなっていなかったが、
多少ピッチがスリッピーだったようだ。

また、この日から水戸市内の小学生を対象とした
「市民マンセキ大作戦」が始まったが、
こういうのはどんどんやるべきだと思う。
残念ながら、初日のこの日は平日ナイターということで、
思った程観客は増えていなかったようだが…。


さて、一頃怪我人が続出し過ぎて満足にオーダーが組めず、
満身創痍状態で試合をしていた水戸だが、
ここに来て少しずつ怪我人が戦列に戻り始めた。

開幕から12試合で9得点を挙げ得点ランキングトップだった
FW荒田選手が全治3ヶ月の怪我で離脱した時は、
彼が、今季の水戸が近年稀に見る好調振りを見せていた
最大の功労者であることは誰の目からも明白であり、
その影響は計り知れずチームに激震が走ったものだ。
事実、「荒田が居たら決めてくれていただろうに」
と思うような得点力不足に泣かされる試合も多々あった。

しかし、この間、FW高崎選手の高さと当たり負けしない強さに
頼ったロングボール主体の戦術になることも多かったが、
チームは様々な試行錯誤を繰り返しながら
この困難に耐え忍び少しずつ勝ち点を積み重ね続けた。
「今年こそは昇格争いが出来る」と声を大にして言うには、
少々上位チームとの勝ち点差が開いてしまい気が引けるが、
何とかぎりぎりの所で離されないよう食らい付いてきた。

だが、7月に入って4戦無敗、無失点と好調を維持しながら、
5位~8位も同様に驚異的な好調ぶりを見せているため、
団子状態となったまま順位が上がらない状態が続いている。
それゆえ、4位以上の熾烈な首位争いと同様、
5位以下もまさに一戦一戦が勝ち点を取り零せない
緊迫した状態が続いているが、
ここに来て高崎選手が2度目の警告累積により、
2試合の出場停止処分となってしまった。

それでも、前節は快勝という結果を収めることが出来たが、
今節も彼が不在であることを心配せずにはいられなかった。
荒田選手の復帰が少し早まりそうだという情報が入り、
その時の胸の高鳴りと言ったらなかったが、
同時に「ちょっと間に合わなかったな」とも思った。

離脱当初は復帰は早くても8月初旬と見込まれていたが、
それが当初の予定より少し早まるということで、
最初は様子を見ながらになるとしても、
何とか7月中に復帰出来るかもしれないとイメージした。
この2ヶ月半を彼抜きでここまで戦えたのだから、
彼が戻ってくれば鬼に金棒だと思い、
そう思うとわくわくする気持ちを抑えられず、
彼が復帰してプレーしている夢まで見てしまった程だ。

夢を見たのはこれ以前にも何度かあり、
最初に引き金になったのは何節か前に
アウェイ戦の試合結果を確認すべく公式HPを見た際に、
タイプミスで荒田選手が先発で出場したことに
なっていたことがあり、
全く試合の情報を知らなかった私は、
一瞬「おぉ!!?うそ、出たの!?やったー!!」
と糠喜びしてしまったことだった。
すぐにミスだと気付いたものの、
その時感じたあまりの嬉しさに夢を見る運びとなった。

このように荒田選手の一刻も早い復帰を望みつつも、
焦らずにしっかり治してから出て来て欲しいと思っていたが、
いきなりこの日リザーブ入りを果たしたのにはびっくりした。
もう何試合か後のことになると思っていたので、
思った以上に仕上がりが順調なんだなと、
改めて彼の驚異的な回復力を感じた。
何はともあれ、エースストライカーの復活が間近であることは
チームにとってこの上なく心強いことだった。


試合の序盤は水戸が積極的な攻めを見せ、
相手を圧倒していたが相手の堅い守りを崩せず、
攻めあぐんでいるうちに流れを失い、
逆にカウンターなどから攻め込まれる場面が
前半途中から度々見受けられるようになった。

セカンドボールが思うように拾えなかったり、
自分たちのミスで流れを悪くしていれば当然受け手に回り、
4試合連続無失点中という程の安定感は感じられず、
後半が始まっても相手のミスに助けられるような
危ない場面を再三作られた。
明らかに流れの悪い我慢すべき時間帯が続いていた。

電光掲示板の時計を見遣るとまだ後半10分だった。
木山監督とすれば、リードを保った状態で
後半30分過ぎくらいに荒田選手を投入出来れば
一番理想的だと考えていそうだなと推測したが、
高崎選手不在による得点力不足が否めず、
果たしてこの展開で荒田選手を投入するまで、
リードを奪うどころか無失点の状態ですら
持ち堪えられるかどうか分からなかった。

と、そんなことを思っていると選手交代があり、
その荒田選手が早々とピッチへ送り込まれた!
「点が取れない悪い流れを察知して早めに手を打ってきたか。
木山監督も思い切った決断をするなあ」と思ったが、
兎も角、5月12日以来のピッチに戻った背番号9に、
観客席からは割れんばかりの拍手が起こった。

と、ここで私の携帯電話に着信があり、
邪魔になるといけないので一旦客席上部へ移動した。

「あ、もしもし~。あ、どうもどうも~。(中略)いや~、今日遂に荒田が復帰しましたよ。予定より半月も早まったんで良かったですよ。ねー。しかも、丁度今投入された所です。そうですねぇ。あ、今動き始めた所です。ええ…楽しみですね。はい…はい…、分かりました。それではまた。はい…、じゃあ失礼します。はいー。」

と電話を切って席に戻ろうとした次の瞬間、
荒田選手がヘディングで叩き付けたボールが
GKの手の下でバウンドしてゴール左隅に吸い込まれていく
一連の流れを目でじっと追っていた。
電話を切って僅か2、3秒後の出来事であり、
まだ意識が電話の内容から現実に切り替わる前で、
ただ目の前の動きだけを無意識に追っていた感じだった。
しかも、入ったほんの一瞬は観客席が静まり返った気がして、
まだぼやけたままの思考回路ながら
「今のゴールは入ったんじゃないの?」と思った程だ。

だが、すぐに観客席は凄まじい歓声に包まれた。
私が電話をしていたたった2分くらいの出来事だった。
復帰挨拶代わりの一発を途中交代してすぐに決めた。
やはり荒田選手は只者じゃないと思った。
待望の先制点&復帰弾にイレブンが彼に駆け寄り祝福した。
後半14分のことだった。

その後も何度かチャンスメイクするなど、
彼が投入されたことで流れがガラッと変わった。
DF大和田選手の芸術的なヒールキックシュートが
オフサイドでノーゴールになるなど
結局その後追加点を挙げることは出来なかったが、
この1点のリードを辛くも守り切って連勝した。
これで7月は5戦負けなし(4勝1敗、無失点)となった。

水戸は早い段階で怪我人が続出し苦しむこととなったが、
彼らが復帰し始めたこれからが楽しみでしょうがない。
反撃の狼煙(のろし)を上げる時が来た!

(▼前回のホーム戦に続き、Mito Holy'sのポンポンを借りて踊る試合後の保崎選手(左)と、ノリ良く仲間に加わった下田選手。沼田社長の万歳三唱と共に、ホーム戦勝利後の恒例行事の一つとなる日も近い!?)
S29025




(▼復帰戦で即座に決勝点を叩き出しヒーローとなった荒田選手)
S29032





▼第29節:○1-0(前半0-0)、勝ち点49(第7位)


☆★ヘルシオーレ!メモ★☆
・ジョギング:約41分、6km。約1ヶ月振りに走った。体の調子は良かったが何となく体が重い感じがした。蒸し暑かった。

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