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2019年9月11日 (水)

せめてカタログが欲しい

『ONE PIECE』のコミックス新巻が出るのを待ち焦がれながら過ごす日々も22年になる。そう考えると、その積み重ねでここまで93巻もよく堪えながら集めてきたものだと思う。
何しろ当初は2ヶ月に1巻ペースで時々3ヶ月空くこともあったので、1年で5巻くらい発行されていたのが、今ではほぼ3ヶ月に1巻ペースが標準になっている。たった1ヶ月の違い、年間で1巻の差と言われるかもしれないが、ちょっと我慢していれば2ヶ月くらいは何とかやり過ごせるが、3ヶ月というのは発売を待つ人間にとって果てしなく長い時間なのだ。

この1年半はそんな私にとって更にもう1つ、可能性だけを頼りに日々じっと待ち焦がれ求めるものがあった。新車の発売だ。正確に言えば現行車のマイナーチェンジモデル。
前回の車検前、「燃費が悪くとも長く乗り続けるか、燃費の良い車に買い換えるか」と言う、悩ましい議論の末、11年目だったこともあり、とりあえず最低でもあと1回は車検を通そうということになって、溝のないタイヤも買い換えて車検を通した。しかし、車検を通して一月も経たないうちに「やはり買い換えたい」という話になったのだ。それこそ1ヶ月以上早く車検を通したため、本来ならまだ車検が残っている期間であった。

車検代を考えると、流石にここで売却しても元は取れないだろうということで、1年以上経過した上で、候補に挙がった現行車に新しいグレードやエディションの追加なり、マイナーチェンジがあれば買い換えよう、と言うことにした。周りの知り合いでも何人か乗っているモデルと全く同じ車に後発で乗っても面白くない。かと言ってすぐのフルモデルチェンジや、似たクラスの車が市場に出てくる気配もない。ネットに上がっている、噂レベルの情報だけを頼りに過ごす日々が始まった。
外観の予想CGや、発売日予想、マイナーチェンジの内容予想など、何度検索したことか。2019年の冬が有力だの、11月頃だの、2020年にずれ込むだの、いやいや夏頃だのと、数少ない情報を絞るように見れば見るほどやきもきさせられてきた。「2020年じゃ次の車検に間に合わないぞ」とヒヤヒヤしたり、「秋頃と見られる」とあればホッと胸を撫で下ろしたりと、感情が忙(せわ)しなく揺れ動かされてきた。
それでも何とか1年やり過ごし、車検まで1年を切ってきて「いつでも来い」と意気込みながら今年過ごしてきた。正式な発表は待てど暮らせど上がって来なかったが、噂レベルがやや現実味を帯びだしてきたのが、スパイショットが出始めた5月に入ってからだったと思う。今年の秋頃という情報が大勢を占めるようになり、それまでの見方で多かった「ビッグマイナーチェンジ」とは言えない小規模なもの、という情報が囁かれ始めた。同時に、違うグレードが登場するという予測も信憑性が高そうだった。

後に公式発表された情報とほぼ同じ内容のものが1つだけ1週間ほど前に出ていて感心したが、直近になってほぼ近い予測になっていた情報は他にもいくつかあったものの、ほとんどの情報は今見返すと「全然違う予想してんなぁ」と笑ってしまうくらい外れていた。それくらい大方の予想を裏切る、ほぼ変化なしというのが正答だった。
いっそ、このタイミングだからこそ値引きが期待出来る現行車を買うという手もあったし、現行車なら10月からの増税前に納車も可能ではあったが、「ここまで待ちに待ち、耐えに耐え続けた日々は何だったんだろう」と言う思いが込み上げてきたし、本当にごく僅かではあるが現行車よりも改善されている点もあり、気持ちはほぼ固まっていった。一つ残念なのは、狙っていたボディカラーが心配した通りなくなってしまったことだが、特殊だったので覚悟は出来ていた。

ということで、先行予約受付が始まったのですぐディーラーへ出掛けた。すぐ契約したかったと言うよりは、HPの情報ではあまりに少なすぎたので、まず店頭でどれだけの情報が得られるか知りたかったのだ。
発売日はまだ先ということもあり、試乗車は勿論、カタログすらまだない。気休めのリーフレットをもらったが内容はHPと大差なかった。
しかし、タブレットの社外秘の情報を見せてもらったところ、そこには知りたい情報がそれなりに載っていた。持ち出せない情報のため、頭の中に記憶するしかないのが辛い所だが、車の性能はほぼ現行車と同じだし、値引きは期待出来ないと思っていてオプションもなるべく最低限にしたので、ボディカラーのイメージとナビの機能比較以外は差し支えなかった。その2つが結構大事なのだが。

ここまで来たら逆の発想で、もう少しだけ耐えて車検満了まで今の車(ちなみにマイケルではない)に乗る手もあり、早く契約したい気持ちを敢えて抑えることも考えたが、今契約しても納車まで3ヶ月近く掛かるとのことだし、ここまで十分に僕らも車も頑張ってきたので、あまり下手な焦らし作戦は立てず、少しでも早く乗り換えることにした。
こちらの気持ちが見透かされた状況ながら、そこそこ頑張って値引いてもらったと思う。強いて言えば、予め中古車販売店で下取り車の見積もりをもらったにも拘わらず、それよりディーラーの下取りの方が案の定少し安かったのに、値引きのためとは言え、そのまま下取りに出すことにしてしまったのは、判断として良かったのかどうかという点は今も引っ掛かってはいる。が、多分値引き交渉の最終盤で、将棋で言う、差す手を間違えたのだと思うので、結果的にはもう少し引いてもらえる可能性はあったのかもしれないが、展開的にあれ以上値引きでごねるのは見苦しいだけだったような気がする。

契約してしまうと、後はもう一刻も早い納車を待つばかりである。その間、契約した車に関する情報でも収集し眺めてあれこれ思いを巡らせたいところだが、カタログはないし、ディーラーのタブレットで知り得た以上の情報はネットにも出て来ないし、試乗も出来ない。今までこんな状況で車を契約したことがないので、この浮き足だった感じをどう落ち着かせれば良いのか分からない。元来、衝動買いせずにまずは情報を集め、じっくりスペックを比較し、あれこれ考えるのが好きな性格なだけに、せめてカタログだけでも早く欲しい。
J1昇格争いを続けるホーリーホックの順位は言わずもがな気にしているが、こちらも試合が1週間毎なので間が持たない。とりあえずドライブレコーダーの情報集めで気を紛らわせているが、どうせまだ取り付けられないので身が入らない。
せめてもの救いは、来月ONE PIECE 94巻が発売になるので、これらの間(ま)をうまく組み合わせて埋めることで、気付けば納車間近となっていることに期待したい。尤もその頃にはホーリーホックもこのまま昇格が懸かった状況でシーズン最終盤を迎えられているとしたら、嬉しいパニックに陥ってしまうかもしれない。いずれにしても、たった数ヶ月先の話。遠いようでそう遠くはない。

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