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2020年3月16日 (月)

2020春のダイヤ改正

3月14日のダイヤ改正で、山手線・京浜東北線に新駅「高輪ゲートウェイ」が誕生したことなども話題になっていたが、それ以上に東日本大震災以来9年ぶりとなる「常磐線の全線運転再開」が全国的に注目を集めた。この丁度1週間前に、常磐自動車道の常磐双葉IC開通も話題となっていたが、常磐道自体は未開通区間の開通や通行止め解除を経て、2015年3月1日に全線開通を果たしている。このため、鉄道網の不通区間が復旧し、上野と仙台が再び繋がったことは、また違った意味を持っていた(余談だが、上野始発だった常磐線が品川まで乗り入れる「上野東京ライン」が開通したのは2015年3月14日である)。
震災後しばらく経っても、ずっと留め置かれていた白い車体の特急スーパーひたち(651系)の屋根付近が、徐々に錆らしき赤みを帯びて寂しげに佇む写真を見て、込み上げてくるものがあったのを思い出した。当時の特急は、他にフレッシュひたち(E653系)もあったが、いずれも既に常磐線から退役となり、9年ぶりの再開を果たした駅に入ってきたのは、初顔の特急ひたち(E657系)というのも時の流れを感じる。

この日県内ではJRのみならず、つくばエクスプレスでもダイヤ改正に合わせ、新型車両の3000系がデビューしたそうだが、もう一つ常磐線全線復旧の話題で陰が薄くなっていそうなニュースがある。常磐線の佐貫駅が「龍ケ崎市駅」に名称変更となったことだ。
隣接する関東鉄道竜ヶ崎線は「佐貫」駅のままで、駅名が別になってしまい、かえって分かりづらくなっていないか心配もあるが、関鉄側としたら佐貫駅の2駅隣の終点が「竜ヶ崎」駅なので、表記は違えど読み方が同じような駅名に改称する訳もないだろう。むしろJR佐貫駅を市名のみの「龍ケ崎」駅に改称しなかったのも、この混同を避けるためと考えられる。
駅名が「〇〇市」というのは県外では見掛けるが、県内では恐らく初めてだ。そもそも候補になかったようだが、「新龍ケ崎」や「西竜ケ崎」、「北龍ケ崎」というのも確かに違う気がするので、市名を入れつつシンプルかつ関鉄「竜ヶ崎」駅と区別できる駅名となると、これが一番良かったのかもしれない。

新型コロナウィルスの流行で、不要不急の外出を控えなくてはならない中でも、こうして列車は人を乗せて今日も北へ西へ南へ東へと走らせている。
相変わらずセレモニーやイベントなどが中止や延期に追い込まれ、マスクも品薄でなかなか手に入らない状況の中、目に見えない敵との戦いを余儀なくされ、庶民のストレスも日に日に高まっていく一方だが、いつか終わりが来ると信じて、一日でも早く平穏な日に戻って欲しいと願うばかりである。

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